聖書別日ごとの糧   >>   雅歌[2010]

2010年 06月 18日 (金)

雅歌1:1-17
わが愛する者よ

 雅歌とは、「歌の中の歌」という意味です。ソロモン王とスランミの女性がお互いの愛を交代で歌っています。雅歌は、神様がお立てになった夫婦の間の美しい愛を歌っています。これを通して、神様とイスラエル、キリストと聖徒の間の愛が比喩して現れています。イスラエルは過越しの祭りの時に、雅歌を読みながら、自分たちを救ってくださった神様の愛を覚えました。スランミの女性はどのように愛を告白したのでしょう。「あの方が私に口づけしてくださったらよいのに。あなたの愛はぶどう酒よりも快く、」ソロモンはその愛に対してどのように答えましたか。「わが愛する者よ。私はあなたをパロの戦車の雌馬になぞらえよう。」スランミの女性はぶどう畑で働きました。皮膚が日に焼けて、黒くなりました。しかし愛するソロモンの目には、あまりにも美しく見えました。私たちは世の罪に染まり、みすぼらしくなりました。しかしイエス様は、私たちを愛する者として、ご覧になります。私たちを美しい存在に変えることを願われます。この世の快楽がぶどう酒のように甘く、私たちを酔わせてしまう時もあります。しかしイエス様の愛はぶどう酒とは比べ物になりません。私たちのたましいに本当の満足と喜びを与えます。このイエス様に愛の歌を歌いましょう。
 ソロモンとスランミの女性は互いの愛をどのように歌っていますか。「私の愛する方は、私にとっては、エン・ゲディのぶどう畑にあるヘンナ樹の花ぶさのようです。ああ、わが愛する者。あなたはなんと美しいことよ。なんと美しいことよ。あなたの目は鳩のようだ。」二人はお互いの愛をはぐくみました。私たちもイエス様に愛を歌いながら、主との愛を育てていきましょう。

祈り:主よ!私が主の愛に信頼し、心を尽くして主に愛を歌うように、助けてください。

一言:主よ、愛しています。


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