2014年 04月 03日 (木)
私の花嫁よ
本文は、ソロモンの祝宴の場面です。まず、ソロモンの荘厳で美しい婚礼の列が現れます。花婿の乗るみこしを勇士が囲む行列が、荒野のほうから上ってきます。これは、将来栄光のうちに、再臨されるイエス様の御姿でもあります。新郎は新婦の美しさをほめたたえています。新婦は、これに対して、その願いのまま答えています。新郎は、純粋に美しく、何の傷もない新婦の美しい姿を一つ一つ上げて、歌っています。あなたの目は、顔おおいのうしろで鳩のようであり、あなたのくちびるは紅の糸、あなたの頬は、顔おおいのうしろにあって、ざくろの片割れのようだ。花と果実の香りで満ちた園のようであり、泉がわき上がる井戸のようだと言っています。このように新郎は、新婦の美しい姿を見て、一目で心が奪われました。それで、「わが妹、花嫁」と歌います。これは、最も近く、愛する間柄であることを意味します。イエス様は、信じる者たちを、このように美しくご覧になります。私たちは、神様のかたちに似せて、美しく造られました。過去は、罪によって汚されていましたが、今は、キリストの血できよめられ、鳩のようなひとみ、信仰の香りを持った神様の子どもになりました。どれだけ驚くべき恵みなのでしょう。
新郎の賞賛を聞いた新婦の返事はどうだったのでしょうか。「没薬の山、乳香の丘に行こう」と言いました。没薬は死んだ者の死体に塗る香油です。すなわち、新郎のために、
死ぬまで忠実でありたい、という意志がこめられています。また、北風が起き、南風が吹くと、かおりを漂わせるとあります。新婦は、新郎がこのかおりをかいで、新婦の庭に来て、おいしい果物を食べるように、招いています。
祈り:主よ!私のような者を受け入れてくださり、感謝します。主の来られるのを待ち望み、きよく生きたいです。
一言:鳩のようなひとみ
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