聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2018]

2018年 06月 04日 (月)

エレミヤ書 17:1-27 (10)
主が心を探り、思いを調べ

 罪が深く刻まれた彼らの心について、主は何と言われましたか。この世のどんなものよりも汚れているのは、彼らの心であると指摘しておられます。彼らの行いが汚れたのは、彼らの心が汚れたからなのです。人の心にはあらゆる汚れが入ってきます。悪臭漂うこの世のどんなところよりも、悪臭に満ちているのが罪を犯した人の心です。しかし、人の心は、目に見えるものではありません。それで、自分の心がどんなに汚れていても、他の人には全く見えないので、分からないだろうと思いがちです。しかし、心の汚れをご覧になる方がおられます。その方は主です。主は、人の心を探り、思いを調べ、それぞれその生き方により、行いの結ぶ実によって報いる方です。主の御前で、私たちの汚れた心の板を隠すことはできません。人に見えないからと言って、主にまでも隠せると思ってはいけません。私たちは、主の御前で正直に、素直に生きるべきです。この世のどんなものよりも汚れた心の板を持っている自分を認め、心からきよめられるようにしなければなりません。私たちの心は、キリストイエスの血潮による救いの力と御言葉と聖霊によってのみ、きよめられます。

適用:私の汚れた心の板を誰がご覧になりますか

一言:主がご覧になっておられる


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