聖書別日ごとの糧 >> エレミヤ書[2024]
2024年 04月 20日 (土)
エレミヤ書43:1-13(2)
エジプトに頼る高ぶった人々
エジプトに頼る高ぶった人々
ヨハナンと、彼について行く人々は、エレミヤの言葉を受け入れませんでした。エレミヤが偽りを言っている、と断ち切りました。そして、エレミヤまで連れて、エジプトに戻りました。なぜ、「この地にとどまるように」という御言葉を受け入れなかったのでしょうか。聖書は、彼らが「高ぶった」からだと言っています。この時、ヨハナンとユダの人々は、総督ゲダルヤの暗殺事件のせいでバビロンが報復に来て、自分たちも殺されてしまうと恐れていました。それで、エジプトへ逃れる計画を立てていました(41:17)。それなのに、エレミヤはエジプトに行ってはならないと言ってきたのです。彼らは、すぐに反論しないで主の前に静まり、祈って主の言葉を吟味すべきでした。そうすれば、主の思いに自分たちを合わせる謙遜さと勇気が湧き出て、信仰によって決断が出来たはずです。高ぶりは、私たちを神様から離れさせてしまいます。
神様は、カナンの地に残るなら、彼らを憐れまれ、滅ぼさないと言われました。平安になると約束されました。エレミヤは、エジプトが彼らを守ることはできない、と警告しました。エジプトの地も剣によって殺され、神殿は火で焼かれます。その時、そこに逃げた彼らは、どうなるでしょうか。一緒に滅んでしまいます。結局、彼らは、神様のほかに避け所はないことを悟らなければなりません。そして、神様の御前に、謙遜に悔い改め、御言葉に聞き従わなければなりません。
祈り:主よ、あなた以外に私の避け所はないことを学びます。どんな時にも、私が静かに主の御前で静まり、祈る謙遜さを持つように助けて下さい。
一言:謙遜に神様だけを信じ、従いなさい
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