聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2014]

2014年 09月 15日 (月)

エゼキエル23:1-24
淫乱を罰せられた神様

1.オホラの罪(1-10)
 二人の女性がいましたが、姉の名前はオホラ、妹の名はオホリバでした。ところが、彼女たちは淫乱であり、若い時から淫行をしました。「オホラ」とは、「彼女の天幕」という意味であり、神様が定められたものではなく、自分勝手に作った天幕と言う意味です。オホラは北イスラエルの首都だったサマリヤを指します。北イスラエルの民たちは、自分たちを立ててくださった神様を捨て、アッシリヤ人を慕い求め、頼り、アッシリヤの全ての偶像で自分たちを汚しました。彼らは、まるで夫を捨て、男なら誰にでも貞操を売る淫乱な女のようでした。神様は、彼らを、彼らが恋い慕ったアッシリヤの手に渡されました。アッシリヤは無慈悲にも、彼らを踏みにじりました。
2.オホリバの罪(11-24)
 「オホリバ」とは、「私の天幕が彼女にある」という意味で、エルサレムの中に、神様の天幕がある、という意味です。オホリバ、すなわち、南ユダの罪は姉である北イスラエルの滅亡を見ても、むしろいっそう淫乱になったことにありました。彼女たちはアッシリヤに恋していましたが、バビロンが現れると、また、彼らを慕い求めました。自分の目の好むままに、あの男、この男にと、貞操を売りました。神様は南ユダを懲らしめようと、彼らをバビロンの手に渡されました。神様は、霊的な姦淫を行なった彼らをお見捨てになりました。私たちは神様を愛し、どんな場合にも、霊的な貞操を守らなければなりません。これが、続けて神様の祝福を受ける、秘訣です。

祈り:主よ!私たちが、ただ神様だけを信じ、愛し、霊的な貞操を守るように助けてください。

一言:霊的な貞操を守ろう


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