2005年 03月 09日 (水)
シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの信仰
Ⅰ.偶像崇拝をしなかった三人の友だち(1-12)
ネブカデネザル王が巨大な金の像を造り、すべての高官たちをその奉献式に参加するように命じました。彼はすべての民と高官たちに、楽器が鳴ると、ひれ伏して金の像を拝めと命じました。ひれ伏さない者がいれば、ただちに火の燃える炉の中に投げ込むと警告しました。すべての人々が王の権威に屈服し、金の像を拝みました。ところが拝まない人がいましたが、彼らはダニエルの三人の友だちでした。彼らは王より神様をもっと恐れ、偶像崇拝の罪を犯しませんでした。しかしこれによって命の危険にさらされるようになりました。
Ⅱ.信仰によって決断した友だち(13-18)
王は怒って、ダニエルの三人のともだちであるシャデラク、メシャク、アベデ・ネゴを連れて来いと命じました。彼は、彼らにもう一度だけチャンスを与えるので、もし今度も拝まなければ火の燃える炉の中に投げ込むと威嚇しました。しかし彼らは少しも恐れませんでした。彼らは、自分たちが仕えている神様が火の燃える炉から救い出し、王の手からも救い出してくださると大胆に話しました。もしそうでなくても、王の神々に仕えず、王が立てた金の像を拝むこともしないとはっきり言いました。彼らは神様の善なる主権を絶対的に信じ、生きようと死のうと、ただ神様にだけ仕えると決断しました。
祈り:主よ!私がどんな状況の前でも、主にだけ仕えます。
一言:もしそうでなくても
2005年 03月 10日 (木)
信じる者たちと共におられる神様
Ⅰ.火の中でも共におられる神様(19-27)
ダニエルの三人の友だちは、最後まで金の像にひれ伏すことを拒みました。王は怒りに満ち、炉を普通より七倍熱くし、彼らをその中に投げ込めと命じました。ダニエルの三人の友だちは縛られたまま、火の燃える炉の中に投げ込まれました。ところが驚いたことに、火の中に投げ込まれた人は三人でしたが、四人が火の中を歩いていたのです。彼らは縛られてはいず、火傷もしませんでした。特にその第四の者の姿は神々の子のようでした。神様は御使いを送って、嘉エラの髪の毛一本も焦げないように保護してくださったのです。私たちが信仰を守りさえすれば、危機の時に神様は私たちとともにおられ、瞳のように守ってくださるのです。
Ⅱ.ネブカデネザルの賛美を受けた神様(28-30)
ネブカデネザル王は驚くべき光景を目撃して、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神様をほめたたえました。彼の賛美の中に現われた神様は、ご自分に頼り、生きても死んでも神様にだけ仕え、偶像崇拝しないしもべたちを救ってくださる神様です。ダニエルの三人の友だちは殉教する覚悟で神様に仕えた時、火の中から救われただけではなく、王に信仰を植えることができました。信じる者には大小の試練が伴います。問題なのはどんな姿勢で対処するのかが大切なのです。何としても神様にだけ仕えようと挑戦する時、神様が勝利をくださるのです。
祈り:主よ!危機の時に、私とともにおられることを感謝します。私が主にだけ仕えるように助けてください。
一言:私と共におられる神様
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