Ⅰ．死刑判決をお受けになったイエス様(1-26)
　宗教指導者たちはイエス様を殺そうと決定し、ピラトに引き渡しました。イエス様はピラトの前でも、ご自分がユダヤ人の王、キリストであることを明かされました。ピラトはイエス様を裁判しながら、ユダヤ人たちが妬みのために罪のないイエス様を殺そうとしていることを知りました。しかし彼はユダヤ人たちが暴動を起こせば出世に支障があるので、彼らの要求通りイエス様を十字架につけて殺すように判決を下しました。彼は自分の出世のために真理を捨てました。
Ⅱ．十字架につけられたイエス様
　兵士たちはイエス様をむち打ってからかったあげく、ゴルゴタでイエス様を十字架につけました。十字架の下にいる人々はイエス様をあざけ笑い侮辱しました。イエス様は悲痛な叫びを上げました。「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか。」イエス様は神様の愛される御子でしたが、人類の罪の代わりに打たれ、神様に捨てられました。私たちの代わりにさばきを受けられました。イエス様が死なれた時、神殿の幕が上から下まで真二つに裂けました。イエス様が十字架で死なれることで、神様に進み出る道が開かれたのです。

祈り：主よ！私が私の罪を赦すために十字架で神様に捨てられたイエス様の恵みと愛を受け入れます。

一言：十字架の恵み