2007年 03月 11日 (日)
悪魔の試みに打ち勝たれたイエス様
Ⅰ.人はパンだけで生きるのではない(1-4)
イエス様が四十日間断食された時、悪魔は空腹の問題を利用して合理的に提案しました。この試みは金銭と肉体に対する試みです。それだけではなく、神様の御子としての能力に対する試みです。その時イエス様は申命記8:3節の御言葉で断固この試みを退けられました。それでイエス様は私たちがどんな境遇の中にいても、まず神様の御言葉に従って生きなければならないこと、を教えてくださいました。
Ⅱ.主にだけ仕えなさい(5-8)
悪魔の二番目の試みは、世の栄光と権力についての試みです。悪魔は、自分を拝みさえすれば簡単にこれを得ることができるかのように、誘惑しました。しかしイエス様は、神様を拝み、主にだけ仕えようと、堅く決断されました。イエス様は十字架の道を行かれました。
Ⅲ.主を試みてはならない(9-13)
悪魔はついに御言葉を引用して神様の力と愛を試して見るように、試みました。イエス様は「あなたの神である主を試みてはならない。」という御言葉で断固退けられました。
祈り:主よ!御霊の剣である神様の御言葉で、悪魔の試みを断固退けることができるように、助けてください。
一言:・・・と言われている
2007年 03月 12日 (月)
郷里で歓迎されなかったイエス様
Ⅰ.主の恵みの年を告げ知らせられるイエス様(16-20)
イエス様は預言者イザヤの書を読まれながら、メシヤとして行なうことを宣布されました。イエス様は、罪の奴隷になった者に本当の自由を与え、霊的な盲人には再び見ることができるようにされ、罪の重荷に苦しんでいる者を自由にするために、来られました。何よりイエス様は主の恵みの年を告げ知らせるために来られました。
Ⅱ.イエス様を歓迎しなかった郷里の人々(21-30)
イエス様が来られることで、恵みの時代が到来しました。今、誰でも謙遜にイエス様を受け入れる者は何の代価もなしに、霊的な祝福を得ることができます。しかし郷里の人々はイエス様を歓迎しませんでした。最初彼らはイエス様の恵みある御言葉を聞いて感嘆しました。しかし人間的な考えが彼らを傲慢にし、霊的な目を閉じさせました。
イエス様はこのような彼らに、サレプタのやもめとシリヤ人のナアマン将軍の例をあげ、神様の恵みは人間条件を越えて、謙遜にその恵みを受け入れる者に臨むことを教えてくださいました。神様は、選民イスラエルであっても、不従順ならば捨て、異邦人であっても信仰によって聞き従うなら、恵みを施されます。
祈り:主よ!私が人間的な考えをしていたことを悔い改めます。主の恵みの御言葉を謙遜に受け入れることができるように、助けてください。
一言:人間的な考えは福音の敵だ
2007年 03月 13日 (火)
神の国の福音を宣べ伝えるために来られたイエス様
Ⅰ.御言葉の権威者イエス様(31-37)
イエス様が会堂で御言葉を教えられた時、汚れた悪霊につかれた人が御言葉の権威に圧倒されて大声でわめきました。イエス様は、その人と悪霊を区別され、彼を苦しめている悪霊の勢力を退けられました。イエス様の御言葉だけが悪霊の勢力から私たちを救うことができます。
Ⅱ.いろいろな病気の人をいやされたイエス様(38-41)
イエス様はシモンのしゅうとめの熱をいやし、また、いろいろな病気で悩んでいるひとりひとりに手を置いて、いやされました。世の中には肉体の病気、心の病気、たましいの病気など、さまざまな病気にかかり、あえぎ苦しむ人が多くいます。イエス様は、ご自分に出て来る人には誰であっても、受け入れてくださり、権威ある手でいやしてくださいます。
Ⅲ.使命人イエス様(42-44)
イエス様がいろいろな病気の人を憐れまれ、大いなる権威で癒されると、人気が上がっていきました。人々はイエス様が他のところに行かないように引き止めました。しかしイエス様は人々の人気に左右されず、神様の御国の福音を宣べ伝える使命を忠実に担われました(43)。福音を宣べ伝える使命が緊急に求められたからです。
祈り:主よ!御業がうまくいく時、人気に左右されずに使命の中心を堅く守ることができるように、助けてください。
一言:「わたしは、そのために遣わされたのですから。」
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