聖書別日ごとの糧   >>   ルカ[2007]

2007年 05月 23日 (水)

ルカ21:5-19
終末の前兆

Ⅰ.こわがってはいけません(8-11)
 終末が近づけば、にせキリストが現われて、多くの人を惑わします。戦争や暴動が起きて不安にさせます。民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、戦争が起こります。大地震があり、方々に疫病やききんが起こります。それ以外にも恐ろしいことが起きて大きな前兆が現われます(11)。しかしこのようなことが起こったからといって、すぐに終わりが来るのではありません。イエス様が再臨されれば、終わりが来ます。それでクリスチャンたちは惑わされたりこわがったりする必要がありません(8,9)。このようなことが起こると、イエス様が前もって言われたので、驚かずに信仰を守らなければなりません。
Ⅱ.忍耐によって、自分のいのちを勝ち取ることができます(12-19)
 終末の前兆のもう一つは、人々がクリスチャンたちに対して悪くなることです。クリスチャンたちは迫害され、牢に入れられます。甚だしくは家族、親戚、友人たちまでもが憎み、牢に引き渡します(12,16,17)。
 しかしイエス様は、それがむしろイエス様を証しできる機会になると言われます(13)。また私たちが前もって彼らに弁明することを用意しなくても、主が知恵をくださり、私たちの肉体とたましいを保護してくださると約束されます(15,18,18)。私たちは、ただ世と妥協せずに信仰によって耐え忍ぶだけです。

祈り:主よ!私が世を見て不安になり、恐れて世に誘惑されました。私が分別力と信仰を持つように助けてください。

一言:惑わされてはいけない



2007年 05月 24日 (木)

ルカ21:20-38
輝かしい栄光を帯びて来られるイエス様

Ⅰ.からだをまっすぐにし、頭を上に上げなさい(20-28)
 エルサレムの滅亡の日、その町は軍隊に囲まれるようになります。その時には無条件山に逃げなければなりません。その日は神様の恐ろしいさばきの日だからです。その日、イスラエルは剣で殺され、異邦人に奴隷として連れて行かれます(24)。
 このようなエルサレムの滅亡は人類の終末にある大きなさばきの陰です。その日には大きな天変地異が起き、全ての民族が大きな混乱の中で苦しみ、世に臨む恐ろしいことで気を失います(26)。まさにその時、私たちの主イエス様は雲に乗って、輝かしい栄光を帯びて来られます。この日にクリスチャンたちは初めて頭を上げることができます。この日がイエス様を受け入れない人々にはさばきの日ですが、クリスチャンたちには栄光ある救いの日になるからです。
Ⅱ.よく気をつけていなさい(29-38)
 その最後の日は突然臨みます。またその日は部分的にだけ起こるのではなく、地球上に住む全ての人々に同時に臨みます。放蕩と深酒と煩いのために心が鈍くなった人々には、まるで盗人のように臨むのです。
 それで私たちはイエス様の御言葉を固くつかみ、時代の流れを見る目を養わなければなりません。また世をさばきに来られるイエス様の前で、恐れることなく立つことができるように、いつも気をつけていなければなりません。

祈り:主よ!私が私の罪のために死なれたイエス様を信じます。さばきの日に、私を覚え、天の御国に導いてください。

一言:よく気をつけていなさい。


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