聖書別日ごとの糧   >>   ヨハネ[2003]

2003年 01月 06日 (月)

ヨハネⅠ3:1-10
神様から出た者

Ⅰ.どんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう(1,2)
 使徒ヨハネは父親の愛に感激して叫びます。「御父はどんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう。世が私たちを知らないのは、御父を知らないからです。」私たちは過去悪魔の子どもとしてやみと絶望に捕らわれていた者でした。
 ところが神様はこのような私たちを救ってくださり、神様の子どもとしてくださいました。そして将来主が再臨される時、それを見るだけではなく、キリストの聖なる形を着る望みをくださいました。これは本当に驚くべき愛なのです。
Ⅱ、神様から出た者(3-10)
 この望みを持った私たちは主が清くあられるように、自分を清くします。彼が罪をなくそうとこの地に来られ、十字架で血を流されました。これを知って信じる者が、昔の汚れた罪に帰ることはできないのです。その中にとどまる者は罪を犯さないのです。
 「だれでも神から生まれた者は、罪のうちを歩みません。なぜなら、神の種がその人のうちにとどまっているからです。その人は神から生まれたので、罪のうちを歩むことができないのです。」神様の子どもの内面には神様の御言葉がとどまり、聖霊がとどまります。御言葉と聖霊の支配と、導きによって、キリスト人は罪を犯さないようになるのです。きよい生活をするようになるのです。

祈り:主よ!私たちに向けられた主の大きな愛を感謝します。私たちを、神様の子どもらしく生きるように助けてください。

一言:神様から生まれたものは罪を犯さない



2003年 01月 07日 (火)

ヨハネⅠ3:11-24
互いに愛し合うべきである

Ⅰ.互いに愛し合うべきである(11-15)
 私たちはカインのようであってはなりません。カインは行ないが悪く、弟は正しいので弟を憎んで殺しました。私たちがそのようなカインのようにしてはいけません。互いに愛し合うべきなのです。
 私たちが兄弟を愛することで、死からいのちに入って行きました。反面、兄弟を憎む者は殺人者であり、人を殺す者は永遠のいのちがその中にあるのです。愛はいのちであり、憎しみは死です。憎しみを悔い改めて、愛する時いのちがあるのです。
Ⅱ.行ないと真実によって行ないなさい(16-24)
 イエス様が私たちのためにいのちをお捨てになりました。それで私たちは愛を知り、兄弟のために命を捨てるのは当然のことなのです。
 愛は具体的であり実質的でなければならないのです。この世の財産を持っていても、兄弟が困っているのを見ても、助ける心がなければ、愛ではありません。愛はことばや口先だけでするのではなく、具体的な行ないと真実によってすることです。このような具体的な愛で、私たちの心が、私たちを責めないようにしなければならないのです。

祈り:主よ!私がことばと口先だけではなく、主の愛を行ないと真実で実践するように助けてください。

一言:行ないと真実を持って愛そうではありませんか


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