聖書別日ごとの糧   >>   ヨハネ[2012]

2012年 07月 01日 (日)

ヨハネ14:1-14
わたしが道であり

 弟子たちは、「イエス様が去って行く」という御言葉のために、心を騒がせていました。イエス様は彼らに、「神様を信じ、またわたしを信じなさい。」と言われました。そして彼らの住まいを備に行く、と言われました。イエス様は十字架で死なれ、よみがえります。天に上られ、弟子たちに聖霊を遣わされます。そして永遠に弟子たちと共におられます。それで弟子たちは心を騒がしてはいけません。イエス様は弟子たちが、「行く所も道も知っている」と言われました。しかしトマスはその目的も知らず、その道も知りませんでした。イエス様は彼に言われました。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」神様に行く道は、イエス様だけです。私たちがいのちを得る道もイエス様だけです。なぜならイエス様だけが、罪を贖うために十字架で死なれ、よみがえられたからです。このイエス様を信じてついて行く者は、決して恐れることはありません。
 ピリポはイエス様に、「神様を見せてください」と言いました。その時、イエス様は「わたしを見た者は、父を見たのです。」と言われました。イエス様は、この地に来られた神様です。私たちは、イエス様の中に神様がおられ、神様の中にイエス様がおられることを信じなければなりません。神様は、イエス様の中におられ、ご自分の御業を行なわれます。このイエス様を信じる者は、イエス様が行なわれる業を行なうことができます。また、それよりも、更に大きなこともすることができます。なぜなら、イエス様が父の所に行って、信じる人々の祈りに答えてくださるからです。

祈り:主よ!私が心を騒がせることより、道でありいのちである主を信じることで、さらに大きな業ができるように、助けてください。

一言:イエス様によってでなければ



2012年 07月 02日 (月)

ヨハネ14:15-31
助け主

 イエス様を愛する者はその戒めを守ります。イエス様は今まで弟子たちと共におられました。彼らの導き手であり、保護者であり、知恵ある師匠でした。一言で、弟子たちの助け主でした。しかし肉体を着ておられたイエス様は、いつまでも弟子たちと共にいることはできません。今、イエス様がなされていたその役割を代行する、また別の助け主を彼らに遣わされます。聖霊は真理と共におられます。また、真理の中で信じる者を導く真理の御霊です。そのため、世の中は助け主である聖霊を全く知りません。ただ、イエス様を愛する者たちだけが聖霊を知っています。彼らの中に聖霊がおられ、彼らと共におられるからです。
 また、助け主である聖霊は弟子たちに全てのことを教えてくださいます。そしてイエス様が話された全てのことを思い起こさせてくれます。その意味を悟らせ、救いの御業を深く理解させてくださいます。また、イエス様は助け主である聖霊を通して、弟子たちに平安をくださいます。この平安は、世が与えるものとは、本質的に全く違うものです。恐れの根は罪と死です。しかしイエス様が助け主を通して与える平安は、罪と死の問題を解決します。それで、イエス様が離れて行くからと言って、弟子たちは心を騒がせたり、恐れたりする必要はありません。永遠に自分と共におられる助け主を通して与えられる平安を受けなければなりません。イエス様が父のみもとに行かれることで、与えられるこの祝福を悟り、喜ばなければなりません。

祈り:主よ!私に助け主をくださり感謝します。私が真理の御霊によって導かれ、平安を受けるように助けてください。

一言:真理の御霊


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