聖書別日ごとの糧   >>   ヨハネ[2012]

2012年 07月 16日 (月)

ヨハネ20:1-18
からの墓

 週の初めの日に、マグダラのマリヤは、墓から石が取りのけてあり、墓がからであることを発見しました。彼女がそれをペテロとヨハネに話すと、彼らは驚いて墓に走って行きました。言って見ると、果たしてイエス様の死体がありませんでした。イエス様の頭に巻かれていた布切れは、亜麻布といっしょにはなく、離れた所に巻かれたままになっていました。もし誰かがイエス様の死体を盗んだのであれば、そこに布切れがあるはずがありません。亜麻布も巻かれたままになっているはずがありません。これは、イエス様がよみがえって、亜麻布をほどき、自分で布切れを取ったことを意味しています。それで、からの墓は、「イエス様がよみがえった」というはっきりとした証拠になります。イエス様のよみがえりは、歴史的な事実です。イエス様は聖書の通りに死なれ、聖書に記されている通りに、死者の中からよみがえられました。
 よみがえられたイエス様は、泣いているマリヤの所に来て、言われました。「なぜ泣いているのですか。」そして「マリヤ。」と言って、彼女の名前を呼ばれました。イエス様はマリヤに、「行って、わたしがよみがえった知らせを弟子たちに知らせなさい。」と言われました。するとマリヤは、すぐに弟子たちの所に行って、「私は主にお目にかかりました。」と証ししました。よみがえられたイエス様は悲しみに陥っていたマリヤに、大きな喜びをお与えになりました。それだけではなく、よみがえられたイエス様を証しする証人とされました。誰でも、このイエス様を信じるなら、死の勢力から抜け出すようになります。悲しみに打ち勝ちます。喜びが満ち溢れる人生を生きるようになります。復活の証人になります。

祈り:主よ!私が主の復活を信じます。死が与える全ての悲しみを退け、復活の証人になるように、助けてください。

一言:私は主にお目にかかりました



2012年 07月 17日 (火)

ヨハネ20:19-31
あなたがたを遣わします

 弟子たちはユダヤ人たちを恐れて、集まった所の戸をしっかりと閉めて、隠れていました。恐れの根は死です。死が解決されなければ、平安を得ることができません。ただイエス様だけが死を取り除かれるために、本当の平安をくださいます。同時に使命をくださいます。「父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」イエス様は、ご自分の使命を受け継いで、担わなければならない弟子たちが必要でした。弟子たちは自分たちで集まっていてはならず、世の中に出て行かなければなりません。私たちはこの地に遣わされた存在です。私たちはキャンパスに出て行き、職場に出て行く存在です。イスラム圏に行き、北朝鮮に出て行くべき存在です。これが、イエス様を信じる人の、存在意味です。
 イエス様が弟子たちを世に遣わされる目的は、罪を赦すためです。弟子たちは、罪の赦しの伝達者です。罪は人類全ての敵です。人が不幸なのは、罪があるからです。罪は、ただイエス様だけが解決してくださいます。十字架で死なれ、再びよみがえられたイエス様を信じる者だけが、赦されます。罪が赦される時だけが、いのちを得て、幸福になります。これは、必ず伝える人を通してのみ、成し遂げられます。弟子たちが世に出て行かず、赦しのメッセージを伝えなければ、世は赦しを受けることなく生き、そのまま死んでしまいます。一人がいのちを得るのか、そのまま死んでしまうのかは、弟子たちの手にかかっています。私たちを通して、家族が救いを得て、キャンパスの学生たちが救いを得るようになります。

祈り:主よ!私が復活信仰によって、積極的にキャンパスに出て行って、罪の赦しの福音を伝えようとします。助けてください。

一言:行って、伝えなさい


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