聖書別日ごとの糧   >>   ヨハネ[2013]

2013年 11月 17日 (日)

1ヨハネ2:1-11
兄弟を愛する者

1.私たちを弁護してくださる方(1,2)
 私たちは弱く、罪を犯します。そして、自分に対して落胆し、罪意識によって苦しみ、神様のさばきを恐れます。しかし、私たちには、弁護してくださる方がいます。その方は、イエス・キリストであり、私たちと全世界のための、なだめの供え物です。このイエス様は、私たちのために、死なれ、神様の御前で、私たちのために、弁護してくださいます。それで、私たちは、どんな場合にも絶望せずに、弁護してくださるイエス・キリストの御前に出て行き、その恵みを求めなければなりません。
2.あなたがたに新しい命令として書き送ります(3-11)
 イエス様を知っている人は、その戒めを守ります。イエス様を知っていると言いながら、その戒めを守らない者は偽り者であり、真理はその人のうちにありません。イエス様の戒めは、特に新しい物ではなく、クリスチャンが初めから持っている古い戒めです。その戒めは、永遠の変わるものではなく、キリストの中で、兄弟を愛しなさい、というものです。光の中にいると言いながら、兄弟を憎む者は、いまだにやみの中にいる人です。しかし、その兄弟を愛する人は、光りの中にいて、つまずくことがありません。その兄弟を憎む者は、やみの中を歩く者であって、行く道を知りません。それは、やみが彼の目を見えなくしたからです。私たちが光の中にいることは、「愛で働く信仰」によって、証明されます。キリストの愛を実践しない信仰は、死んだ信仰です。

祈り:主よ!私の中に、兄弟を憎む心がありました。主の愛の光で、このやみを退けて、兄弟を愛するように助けてください。

一言:兄弟を愛しなさい



2013年 11月 18日 (月)

1ヨハネ2:12-17
世を愛してはなりません

1.あなたがたが打ち勝ったからです(12-14)
 私たちは、イエス・キリストの御名によって、罪の赦しを得ました。全ての罪が赦された、というよりも、本当に大きな祝福で、喜びで、幸いなものはありません。罪の赦しを受けた時、罪による全ての重荷から自由を得ました。聖なる喜びを味わい、新鮮ないのちを得るようになりました。罪から自由を得る時、霊的な目が開かれ、霊的な知識を悟るようになります。特に、若者たちは御言葉を愛するようになり、また、御言葉の力を得て、世の悪霊の力に打ち勝つことができます。朝の露のような若者たちが悪に打ち負かされずに、勝利する人生を生きることができるのは、本当に驚くべき祝福であり、恵みです。私たちは、この恵みと祝福を理解して、守ることができるように、祈ります。
2.世にあるもの(15-17)
 私たちは、世に対して、どんな姿勢を持つべきでしょうか。「世をも、世にあるものをも、愛してはなりません。もしだれでも世を愛しているなら、その人のうちに御父を愛する愛はありません。」(15)。世や、世にあるものを愛してはなりません。なぜなら、世にある全てのものは、肉の欲、目の欲、暮らし向きのじまんなど、三つの要素から成り立っているからです。また、そのようなものは神様から来たのではなく、この世から出たもので、結局は過ぎ去って行きます。それで、これらのものを愛する者は、結局は虚しくなって行きます。滅び去る人生を生きるようになります。ただ、神様の御心を行なう者だけが、いつまでもながらえます。

祈り:主よ!私が、過ぎ去って行く世と、世にあるものを愛さずに、ただ、神様の御旨だけを行なう者になるように、助けてください。

一言:世のものを愛してはならない


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