イエス様の祈りは、私たちがどのように光栄を受け、どのように神様の栄光を現わすことができるかを悟らせてくださいます。私たちが神様の栄光を現わす道は、私たちに行わせようと神様が与えて下さった業を成し遂げることです。それが私たち自身を一番光栄ある者にさせる道でもあります。イエス様のように神様の栄光を現わそうとする心を持つ時、自分が担うべき十字架に対して見る目が違ってきます。十字架が単なる不幸せで苦しいものでしかないのではなく、神様の栄光を現わすものであり、自分自身にとってもまことに光栄ある道だと悟るようになります。

適用：十字架をどのように見ていますか

一言：神様の栄光を現わす道

　11節でイエス様は、父の御名の中に彼らを保ってくださいと祈られました。また、真理によって彼らを聖め別ってくださるようにと祈られました。イエス様の祈りは、弟子たちがどのようにしてこの世において信仰の中心を守り、そして聖なる生活が出来るかを教えてくださいます。神様の御名の力と真理の御言葉に頼る時のみ可能となるのが分かります。イエス様の御名は、弟子たちを倒そうとするすべての敵を退けることができる一番強力な力なのです。また、真理の言葉は、あらゆる誘惑の中でも、弟子たちが聖なる人生を生きるように守ることができるのです。弟子たちが真理の御言葉に頼る時、この世において聖なる人生を生きることが出来ます。

適用：どのようにして世の中で聖なる人生を生きることが出来ますか

一言：真理の御言葉に頼れ

　個性の違う人々が一つになることは、容易なことではありません。また外面的な迫害や内的な困難のために一つになることが難しい時もあります。しかし、イエス様を信じる弟子たちが一つにならないのなら、共同体は直ぐに壊れてしまいます。また、一つにならないのなら、互いに傷を受けるようになります。では、どうしたら良いのでしょうか。神様とイエス様の中に留まる時、イエス様の弟子たちは一つになれます。またイエス様の栄光を体験することができます。イエス様を信じる弟子たちが神様とイエス様が一つであるように互いに一つになるのなら、世の人々は、神様がイエス様を世に遣わされたことを悟るようになります。また、神様が世を愛しておられることをも知るようになります。　
　ではあらためて、どのように一つになれますか？イエス様の中に私たちが留まる時、一つになれます。イエス様の中に留まる時、多様な人々を受け入れ一つになれます。このように一つになるなら、イエス様の栄光を見ることができます。そして将来再び来られるイエス様と栄光をともに享受することが出来ます。

適用：何を切に求めていますか

一言：一つになること