聖書別日ごとの糧   >>   ローマ[2007]

2007年 06月 30日 (土)

ローマ10:14-21
良いことの知らせを伝える人々の足は


Ⅰ.りっぱな足(14,15)

 イエス様を信じれば救いを受けます。ところが信仰は聞くことから始まり、聞くことはキリストについての御言葉によるものです(17)。このように神様は救いの御業を福音伝道を通して成しておられます。

 それで人々が救いを得るためには御言葉を伝えなければなりません。神様は宣教のことばの愚かさを通して、信じる者を救おうと定められました(Ⅰコリ1:21)。私たちは時を得ても得られなくても、御言葉を伝えることに力を入れなければなりません。御言葉を伝えることはイエス様の至上命令です。神様がご覧になる時、もっともりっぱなものは御言葉を伝える人々の足です。

Ⅱ.一日中、手を差し伸べておられる神様(16-21)

 私たちが御言葉を伝えたからと言って、みな聞き従うのではありません。イスラエルは御言葉を聞くには聞きましたが、信じませんでした。彼らが聞くことができずに信じなかったのでしょうか。違います。神様の御言葉は地の果てにまで届きました(18)。では彼らが御言葉を理解することができずに、信じることができなかったのでしょうか。違います。神様の民ではない、異邦人たちのような無知の民も理解し、求めない者に見いだされ、たずねない者に現されました(19,20)。彼らは神様の御言葉が理解できなかったり、難しくて信じなかったのではなく、傲慢から信じませんでした。ところが神様は傲慢なイスラエルまで立ち帰るように、一日中、手を差し伸べておられます。


祈り:主よ!私が状況のせいにして、御言葉を伝えることを怠ったことを悔い改めます。私がこれから福音の御言葉を伝えるりっぱな足になるように助けてください。

一言:りっぱな足


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