聖書別日ごとの糧   >>   ピリピ[2016]

2016年 10月 21日 (金)

ピリピ人への手紙 1:1-11
あなたがたのことを思うごとに神に感謝し

何故ならば、彼らが福音を広めることにあずかって来たからでした。ピリピ教会はパウロがヨーロッパに来て最初に開拓した教会です。彼らは貧しい人々の共同体でした。しかし、彼らは福音を広める働きを愛し、真心をもって 物質的、精神的どちらの面でもパウロを支援しました。今も監獄にいるパウロにエパフロデトを通じて愛の献金を送っていました(4:18)。 パウロはピリピ教会の聖徒たちを思う時、心から感謝しました。パウロはいつも彼らを心に覚えていました。パウロが福音を弁明し立証しているときも、彼らはパウロとともに恵みにあずかりました。パウロはキリスト・イエスの愛の心をもって、彼らを熱く慕っていたかをあかしをしてくださるのは神です。私たちも福音の働きに一緒にあずかっている同労者たちに感謝し喜びをもって祈らなければなりません。
パウロは彼らのうちに良い働きを始められた方が、キリスト・イエスの日が来るまでにそれを完成させてくださることを堅く信じていました。福音は、神様が私を愛し、私のうちに成し遂げられた神様の救いの働きです。神様は、責任を負ってそれを最後まで完成させてくださいます。福音の能力を知るパウロは、彼らがどんな面で成長しなければならないのかについて祈っています。パウロは彼らの愛が真の知識とあらゆる識別力によって、いよいよ豊かになるように祈っています。また、真にすぐれたものを見分けることができるように祈りました。とりわけ、キリストの日には純真で非難されるところがなく、義の実に満たされている者となるように祈りました。

適用:同労者たちに感謝して喜びをもって祈っていますか?

一言:同労者たちに感謝



2016年 10月 22日 (土)

ピリピ人への手紙 1:12-18
私の身に起こったことが、かえって福音を前進させた


適用:困難にあって気落ちしていますか?

一言:かえって福音の進展



2016年 10月 23日 (日)

ピリピ人への手紙1:19-30
生きるにも死ぬにも、キリストがあがめられる

第一に、どんな場合にも恥じることなく、生きることです。
パウロはピリピ教会の聖徒たちにただキリストの福音にふさわしく生活をするように勧めています。これは神様の民らしく実生活のなかで聖書の御言葉に従って恥ずかしくない生き方をすることです。また彼は霊を一つにしてしっかりと立ち、心を一つにして福音の信仰のために、ともに奮闘するように語っています。さらに、一歩進んでキリストの福音のための苦しみをも賜るように勧めています(29)。神の人は生きるにも死ぬにも、福音に基づき、恥じることがあってはいけません。
第二に、生きるにも死ぬにも、キリストをあがめることです。
パウロは肉体の中で生きても幸せであり、死んでキリストとともに生きても幸せな人です。パウロは個人的にはかえって世を去ってキリストとともにいることがはるかにまさっていると語っています。しかし、彼が肉体にとどまることが、彼らの信仰の進歩と喜びとのために有益だと言っています。パウロは、肉体の中で生きながらえて、ピリピ教会の聖徒たちが豊かな実を結ぶように助けようとしました(22)。このために彼は命を捧げて、イエスキリストを伝えようとしました。自分の身にどんなことがあっても、キリストが現われ、伝わり、あがめられることを願いました。パウロは復活信仰を持って死を乗り越えてイエスキリストの立派な兵士として生きました。

適用:私の切なる祈りと願いは何ですか?

一言:キリストがあがめられること


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