2016年 12月 30日 (金)
使徒パウロの同労者たち
Ⅰ.祈りを頼むパウロ(2-6)
使徒パウロは、コロサイの聖徒たちが信仰が幼いからといって、羊として扱うだけで終わらせませんでした。彼らを福音の同労者として立て、祈りを頼みました。特に牢の中でも、伝道の門が開かれ、キリストの奥義を語ることができるように、祈って欲しいと頼みました。
もしかして、あなたは全ての重荷を一人で担ってしまい、信仰生活を辛く感じていないでしょうか。羊たちと一緒に荷物を分けあってみましょう。特に、羊たちを祈りの同労者として立てましょう。
Ⅱ.多様な人を同労者としたパウロ(7-18)
テキコは、パウロと一緒にしもべになった者で、パウロの事情をよく知っていました。人々にパウロについて知らせて、祈りの支援を受けるようにしました(7,8)。オネシモは、ピレモンの家から逃亡して来た奴隷でしたが、パウロが牢で福音によって産み、福音の同労者として立てた人です(9)。パウロは、逃亡して牢に入れられた者でも無視せずに、よく仕えて、同労者として立てました。パウロと一緒に牢に入れられたアリスタルコ、マルコ、ユストはパウロに大きな慰めとなりました(10,11)。そのほかにもエパフラス、ルカ、デマス、ラオデキヤの兄弟たち、アルキポなど、数多くの同労者たちがいました(12-18)。パウロは、多様な人々を同労者として立てました。同労者は、自然に生じるものではありません。関心を持って仕えなければならないのです。
適用: 主よ!私が自分一人で行なわず、謙遜に同労者たちを得て心を合わせて、福音の御業に仕えることができるように助けてください。
一言:同労者は自然に生じるものではない
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