聖書別日ごとの糧   >>   テサロニケ人Ⅱ[2017]

2017年 02月 27日 (月)

Ⅱテサロニケ2:1-17(3)
だれにも、どのようにも、

  聖徒たちをだます者たちがいました。彼らは、再臨に関してパウロから手紙を受けとったとか、聖霊の指示を受けた、などと言って教会を騒がせていました。パウロは、この問題を解決するために、再臨の前に起こることを教えてくださいました。まず、再臨の前に背教が起こります。終わりの日が近づけば近づくほど資本主義、世俗主義、快楽主義によって地球全体に背教現像が広く現われます。背教者たちは、神様を無視して挑戦する人々です。彼らは反キリスト、不法の人、滅びの子です。終わりの日に現われる反キリストは、自らを神としながらサタンの力によって偽りの奇跡を行ないます。そういう不法の活動が、キリストの再臨前まであります。しかし、主は約束通りに再び来られ、反キリストを滅ぼしてしまわれます。
 では、再臨前に不法の人が現われることには、どんな意味がありますか。それは真理を信じないで、悪を喜んでいたすべての者がさばかれるためです(11,12)。私たちが福音の真理を受け入れず、真理に従わなければ、不法の人にだまされるようになるはずです。
  ですから、私たちは福音の真理を愛し、真理を信じて真理の御霊に従わなければなりません。これこそ救いの道です。パウロは、数多い誘惑の中でも、御霊による聖めと、真理による信仰によって生きる兄弟たちに感謝しています(13)。そして、堅く立ってパウロたちによって教えられた言い伝えを守りなさいと言いました。終わりの日が近づけば近づくほど、不法の働きが多くなり、純粋なクリスチャンはだまされやすくなります。しかし、私たちはどんな場合にも福音信仰を堅く守ることが大切です。

適用:だまされていませんか。

一言:福音の真理に堅く立つ


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