聖書別日ごとの糧   >>   テモテⅡ[2017]

2017年 06月 27日 (火)

テモテへの手紙第二2:1-13(3)
私と苦しみをともにしてください

 教会のリーダーとしてテモテにはすることが多くありました。中でも忠実な人たちにみ言葉を教えていかなくてはいけませんでした。忠実な人たちは教えられたみことばを他の人に教える事になります。このようにして福音は継がれ、広がりを見せます。このことは、みことばを教え、弟子を育てるという主の大宣教命令に基づいています(マタ28:19,20)。私たちにもするべきことは多々あるかと思いますが、何より注力すべきなのは、忠実な人たちにみことばを教えていき、弟子として育てる事ではないでしょうか。
 使徒パウロは、兵士、競技者、農夫の例えをだします。それは福音をともにするテモテが積極的になって苦しみを担えるよう励ますためです。霊的な指導者はキリスト・イエスの兵士として負うべき苦しみがあります。兵士が勝手思うままに振る舞うことはないのと同様ように、イエス様の兵士もイエス・キリストを喜ばせるために自身を戒め、献身することが求められます。また競技者が規定に従うように、兵士として苦しみに従うことが求められます。当時、オリンピック競技に参加する選手たちは、準備として食事制限、鍛錬等の他に、細かく定められた療養上の注意を10か月間守らなければなりませんでした。また苦労して収穫を得る農夫のように、福音の兵士も結実するまで、苦しみを受け続けることが求められます。苦しみをともにするものだけに栄光が与えられるのです。

適用:キリスト・イエスの兵士でしょうか

一言:苦しみにあずかること



2017年 06月 28日 (水)

テモテへの手紙第二2:14-26(15)
恥じることのない働き人

 神様から尊いことに用いられるしもべになるのであれば、まず自分の内面をきよくするべきでしょう。いくらスキルや賜物があったとしても、内面がきよくない人を神様はもちえましょうか。不敬虔な世の中にあって、クリスチャンは世俗化しないよう自分を見張ることが大切です。特に若者の無限な可能性をつぶしてしまう情欲を避けることです。世の中で間違って蔓延している異性観や結婚観に従うべきではありません。インターネットやTVからの淫乱を避けましょう。代わりに、義と信仰と愛と平和を追い求める習慣をつけていきましょう。対人関係にあってもきよい心で主を呼び求める人たちとともにしましょう。

適用:恥じることのない働き人として熟練していますか

一言:みことばをまっすぐに!


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