聖書別日ごとの糧   >>   ヘブル[2010]

2010年 03月 04日 (木)

ヘブル5:11-6:8
成熟した信仰人になろう

Ⅰ.良い物と悪い物とを見分ける感覚を持て(5:11-14)
 ヘブル人の信者たちは、当然聖書の先生にならなければなりません。しかし彼らは神様の御言葉の基本的な真理もよく分からず、乳飲み子のように、愛と恵みだけを受けようとしました。彼らが霊的に成長するためには、御言葉に聞き従い、義の教えに通じるようにならなければなりません。また「経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たち」(14)にならなければなりません。
Ⅱ.完全なものに出て行こう(6:1-8)
 私たちはキリストの御言葉の基礎に踏みとどまるのではなく、続けて成長していかなければなりません。私たちは霊的な闘争をおろそかにしたり、自己満足に陥るのではなく、完全なところまで進んで行かなければなりません。
 もし私たちが初歩の信仰にだけとどまっていれば、堕落してしまいがちです。聖霊にあずかる者となり、神様のすばらしいみことばと、後にやがて来る世の力とを味わったにもかかわらず、堕落してしまった者たちは再び新しくなり、悔い改めることはできません。これは神様の御子をもう一度十字架につけ、恥辱を与えることになります。私たちはどんな状況の中でも、救いの恵みを裏切ってはいけません。何よりも、成長の進歩が見られる信仰人にならなければなりません。

祈り:主よ!私の初歩的な信仰を悔い改めます。私が今乳離れをして、かたい食物を食べることができる成熟した信仰人になるように祈ります。

一言:成熟した信仰人になろう


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