聖書別日ごとの糧   >>   ヨハネⅢ[2013]

2013年 11月 27日 (水)

3ヨハネ1:1-15
ガイオとデオテレペス

1.ガイオに対する賞賛と教え(1-8)
 ヨハネの手紙第三は、使徒ヨハネがガイオに送る、個人的な書信です。彼は、ガイオのたましいが幸いを得ているように、すべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。ガイオは、兄弟すなわち、旅人を受け入れ、深い愛でもてなしました。当時、旅人は巡回伝道者として、異邦人たちの中を巡り、福音を伝えました。そうしながらも、彼らは何も受け取らずに、献身的に働きました。ガイオは、このような彼らに、愛情を持って仕えました。ヨハネは、このようなガイオの善行を賞賛しながら、続けて旅人を受け入れるようにと、教えています。これこそが、真理のために、共に労苦することであり、福音の御業に参加することです。私たちが、宣教の第一線で労苦している宣教師のために祈り、支援することは彼らの献身に、共に労苦することであり、宣教の御業に共に参加することです。
2.デオテレペスの悪い行ない(9-15)
 ガイオとは違い、デオテレペスは教会の中で、かしらになりたがっていました。彼は、悪い言葉で、信仰の心配たちを非難し、逆らっていました。また、巡回伝道者たちを受け入れませんでした。それだけではなく、巡回伝道者たちをもてなく正しい教会員たちを、教会から追い出しました。私たちは、悪い事には見習わず、良いことを学ばなければなりません。善を行なう者は神様から出た者であり、悪を行なう者は神様を見たことのない者です。

祈り:主よ!私が、デオテレペスの悪い行ないを見習わずに、ガイオのように、主のしもべたちによく仕える、良いことを学ぶように助けてください。

一言:真理のために、共に労苦する者


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