聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2022]

2022年 03月 13日 (日)

民数記18:1-32(4)
彼らはあなたに連なり

 神様は、祭司の務めをアロンの家系にお任せになりました。以前、コラとその仲間たちはモーセとアロンに逆らい、「あなたがたは分を超えている。全会衆残らず聖なる者であって、主がそのうちにおられるのに、なぜ、あなたがたは主の集会の上に立つのか。」(16:3)と言ってアロンの祭司職を否定しました。自分達も祭司になれるはずだと考えました。その結果、神の裁きを受けて滅んでしまいました。アロンが祭司の務めを担っていたのは、神様の召されによってであり、自分から言い出たからではありませんでした。

 神様はアロンとその子たちが聖所に仕え、他のレビ族はアロンとその子たちに仕える仕事をするように決められました。彼らは天幕全体の任務を果たさなければなりませんが、聖なる用具と祭壇に近づいてはなりません。彼らは同じ所で働きますが、その働きには小さな違いがあります。この違いを無視すればコラのようになります。神様はアロンとその子たちがレビ族の助けを受けて聖所の任務と祭壇の任務を果たすことを望んでおられます。そうする時、イスラエルの子らに再び主の激しい怒りが下ることはないと言われました。

 神様はこの任務を担う彼らに、生活に必要なものを与えてくださいます。祭司には民のすべての聖なるささげ物を、彼らが受け取る分としてくださいます。燃やさないささげ物と、最良のものをアロンとその家族が食べるようにしてくださいます。レビ族には、イスラエルのうちの十分の一をみな、ゆずりのものとして与えると言われました。これは会見の天幕での奉仕に対する報いと言えます。しかし、彼らも十分の一の十分の一を、主への奉納物として献さげなければなりません。



適用:力を合わせて任務を果たしていますか

一言:力を合わせる


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