2022年 05月 26日 (木)
非難したりして、罪を犯しました
神様は、ネゲブに住んでいたカナン人を聖絶されました。これは、カナン征服が神様によるものであり、神様が許してくださった土地であることを示すためでした。しかし、このような主の助けにもかかわらず、イスラエルの民は道のりのことで我慢ができなくなり、神様とモーセに逆らいました。パンもなく、水もないと彼らは非難し、「われわれはこのみじめな食べ物にも飽き飽きしている」とまで付け加えました(5)。みじめな食べ物とはマナのことです。マナは、荒野では肝心な食べ物であり、民を支えてきた食物です。にもかかわらず、民はぶつぶつと不平を言いました。
主は民の中に燃える蛇を送られ、蛇は民にかみつきました。毒がまわり、イスラエルのうちの多くの者が死にました。すると、主とモーセを非難したのは、罪を犯したことだと民たちは気づきました。民は、モーセのところに来て、蛇を取り去ってくださるように、主に祈ってほしいとお願いしました。民は、非難が罪であることを悟り、生死はモーセではなく、神様にかかっていることを悟りました。
神様はモーセに青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上につけるように仰せられました。かまれた者がみな、それを仰ぎ見れば生きるようにされました。民が生きるためには、神様のみ言葉に従わなくてはいけません。神様から提示された方法を非難せず、受け入れる必要があります。イエス様は、青銅の蛇のように十字架の上に付けられました。誰でもこのイエス様を仰ぎ見れば生きます。イエス様は神様が与えてくださったまことの癒しといのちの道です。悔い改め、再び神様の導きに従ったイスラエルは、アモリ人を討ち、カナンの地にまた一歩近づくことができるようになりました。
適用:信じないで、非難ばかりしていませんか
一言:信仰と感謝
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