聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅱ[2019]

2019年 03月 01日 (金)

列王記第二1:1-18(3)
イスラエルに神がいないためか

 アハブの王位を継承したアハズヤが、彼の屋上の部屋の欄干から落ちて病気になりました。彼は、ペリシテのエクロンの神、バアル・ゼブブに自分の病気が直るかどうか、伺いを立てようとしました。神様はエリヤに、バアル・ゼブブに伺いを立てに行くのは、イスラエルに神がいないためかと、王の使いを叱るように言われました。イスラエルの王がエクロンの神に自分の将来について聞くことは、神様を侮辱する深刻な罪でした。神様は、アハズヤが「寝台から降りることはない。」「必ず死ぬ。」と言われました。使者たちは戻って来て、エリヤのメッセージをそのまま伝えました。アハズヤは悔い改めないで、むしろエリヤを捕まえるために五十人隊の長とその部下五十人を送りました。神様は、火を下して彼らを裁かれました。王は再び、兵士たちを送りました。神様は彼らをも裁かれました。王はまたまた兵士を送りました。3回目の五十人隊の長は、エリヤの前にひざまずき、懇願しました。神様はエリヤに、彼と一緒に行くように言われました。エリヤはアハズヤに、神様の言われたとおりのことを、そのまま伝えました。そして、アハズヤは神様の御言葉のとおりに、回復することなく死にました。
 私たちもこの世では、ときには病気になったり、事故に遭ったりします。また学校や職場で大変な目に遭ったりすることもあります。その時、私たちはこの世のやり方、考え方で対処してしまおうとするのではなく、まず神様の御前で祈るべきです。私たちに起こるすべてのことについて、神様の主権を認めるべきです。そして、主である神様の御旨を伺うべきです。そうする時、神様が私たちを助けてくださり、私たちのやるべきことを悟らせてくださいます。


適用:誰に助けを求めますか

一言:神様に伺いなさい


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