聖書別日ごとの糧   >>   アモス書[2014]

2014年 12月 11日 (木)

アモス4:1-13
あなたの神に会う備えをせよ

 アモスは、「聞け。このことばを。」と言いました(1)。このことばは、主が彼らの罪を咎める御言葉です。「サマリヤの山に住むバシャンの雌牛ども」とは、イスラエルの女性たちを指します。彼女たちは、自分たちの所有欲を満たすことだけに、心が奪われていました。貧しい者たちを迫害し、弱い者たちをしいたげました。夫には、「酒を持って来い。」と言いました。神である主は、このような者たちに、「その日があなたがたの上にやって来る。」と言われました。アッシリヤの人々が、釣り針ともりで引いて行くようにされます。彼女たちは、このような日が訪れても、ギルガルとベテルに行き、むなしいいけにえと十分の一をささげる形式的な宗教生活をしていました。神様が受け取られるのは、神様の御言葉を聞いて、罪から立ち返ることです。むなしい宗教生活を行ない、自分一人で喜ぶことではありません。
 当時のイスラエルの男たちの罪はどうだったのでしょうか。神様は、イスラエルが神様に立ち返ることを願われました。それで食糧を断たれました。ある町には、雨を降らせませんでした。彼らの畑は、立ち枯れと黒穂病に打たれ、庭と果樹園はいなごに食べられました。彼らのうちに疫病が起こり、戦争で若者たちが死ぬこともありました。火山と地震に見まわれました。しかし、このような神様の警告にも関わらず、彼らは主に立ち返りませんでした。彼らはかたくなでした。このような彼らは、直接神様に会う覚悟をしなければなりませんでした。神様は、どんなものよりも大きく、恐ろしく、威厳ある万軍の主です。

祈り:主よ!私が大いなる神様を覚え、神様の小さな警告にも立ち返る者になるよう、助けてください。

一言:小さな警告にも立ち返る者


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