聖書別日ごとの糧   >>   アモス書[2014]

2014年 12月 12日 (金)

アモス5:1-27
主を求めて生きよ

 アモスは、イスラエルが神様のさばきによって滅びることを知っていました。それで、哀歌を作りました。イスラエルは投げ倒された後、再び、起き上がることはできません。イスラエルのうち、十分の一だけが残るようになります。このようなさばきの中で、生き残るためには、どうしたら良いのでしょうか。「わたしを求めて生きよ。」彼らが生きる唯一の望みは、神様に立ち返ることです。ベテル、ギルガル、ベエル・シェバに行ってはいけません。神様の他には、どんな場所も避難所になることはできません。そこには、神様が下されるさばきの火を消す者がいません。生きるためには、ただ、主なる神様を求めなければなりません。
 イスラエルにさばきが宣告されたのは、彼らの咎が大きく、罪が重かったからです。彼らは公義と正義を捨てました。門で戒めを与える者を憎み、正しく語る者を忌み嫌いました。貧しい者を踏みつけ、不当な税を取り立てました。義人を虐待し、賄賂を受け取りました。このような彼らに訪れるのは主の日です。その日は、彼らには救いの日ではありません。「ああ、ああ。」と嘆くさばきの日です。それで、生きるためには善を求め、悪を求めてはいけません。悪を憎み、善を愛さなければなりません。公義の水のように、正義をいつも水の流れる川のように、流れさせなければなりません。そうすれば、万軍の主がヨセフの残された者を憐れんでくださいます。この神様は、人の多くの咎と罪に対するさばきを宣告されますが、生きる道もくださいます。神様を求める時、善を求め、悪を憎む時、生きる道をくださいます。

祈り:主よ!私が、滅ぼされるこの時代に、神様を求め、善を求めることで、生きる道を得るように助けてください。

一言:生きる道がある


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