聖書別日ごとの糧   >>   ゼカリヤ書[2007]

2007年 02月 14日 (水)

ゼカリヤ2:1-13
シオンにのがれよ

Ⅰ.さあ、シオンにのがれよ(1-9)
 神様は御使いを通してゼカリヤにエルサレムが回復するビジョンを見せてくださいました。エルサレムには人と家畜が多くなり、その町は城壁のない町になります。これは、繁栄と平和が満ちる、という意味です。また、神様が火の城壁になられ、民たちを保護され、神様の栄光で満たしてくださいます。神様はイスラエルを天の風のように散らされましたが、今その民を異邦の地から逃れさせ、エルサレムの町に入らせます。「さあ、シオンにのがれよ。バビロンの娘とともに住む者よ。」(7)。神様はイスラエルを苦しめた者たちをさばかれることで、イスラエルを神様に帰らせ、大きく祝福しようとされます。
 神様は罪の都市で世の快楽を楽しみ滅びるしかない私たちに、すぐに逃れるように言われます。私たちがこの時代の快楽主義と物質主義と人本主義から離れ、御言葉に聞き従って生きる時、主が私たちの人生を栄光あるものに変えてくださいます。
Ⅱ.喜び歌え(10-13)
 イスラエルの民がバビロンを離れ、エルサレムに戻って来ようとする時、周りにいる敵が彼らの帰還を妨害しました。また安定した生活を捨てて、新しく始めようとする時、彼らの心は重くなりました。しかし神様はシオンの娘に喜び歌え、と言われます(10)。これは神様が共におられ、祝福してくださるからです。

祈り:主よ!私が罪深い世で安住せずに日々心を新たにし、御言葉に従って生きるように助けてください。

一言:罪の町を離れ


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