聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2025]

2025年 03月 01日 (土)

創世記12:10-13:18(13:14)
よく潤った地を譲ったアブラム

アブラムが約束の御言葉に従って住むようになった地で、飢饉が起こりました。アブラムは祈るべきでした。しかし、祈らずにエジプトのほうに下って行きました。そして、自分が生き残るために妻のサライを自分の妹だと騙しました。そのため、約束の家庭が壊れてしまう危機に陥りました。しかし、神様が介入して下さいました。ファラオの家を大きなわざわいで打ち、アブラムの家のすべてのものを取り戻せるようにしてくださいました。アブラムは不信を深く悔い改め、以前築いた祭壇の場所に戻り、そこで主の御名を呼び求めて祈りました。彼は、再び新しく出発しました。

エジプトでの出来事を通して神様の助けを体験したアブラムは変わりました。神様の祝福により、アブラムとロトの所有が増えたため、二つの家族の牧者たちとの間に争いが起こりました。それでアブラムは、ロトに良い地を譲りました。アブラムがこのように譲ることができたのは、物質的なことよりも親族をもっと愛し、神様の約束と祝福を信じたからです。自分の有益だけを求める人は、たえず人を傷つけ、神様に反発ばかりします。そのようにする人は、結局は、全ての物を失うようになります。しかし神様の祝福を信じ、信仰によって譲る者は、神様の祝福を受け、約束の地を相続するようになります。



祈り:主よ、私が経済的なことで人と争うよりも、主の約束と祝福を信じて譲ることができるように助けてください。

一言:祝福の源はひとつ


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