2025年 09月 07日 (日)
それぞれにふさわしい祝福を与えた
ヤコブは息子たちを呼び寄せて、将来彼らに起こることを告げました。ルベンは長子として威厳と力強さでまさっていましたが、水のように奔放で、情欲を自制できず、父の側女ビルハと姦淫しました(創35:22)。それによってほかの者にまさることはなく、すべての祝福を失うようになります。シメオンとレビは妹ディナがシェケムによって汚された時、激しく怒ってそれぞれ剣を取って町を襲い、すべての男たちを殺しました。このような彼らの激しい怒り、彼らの凄まじい憤りによって呪われます。ヤコブは自分の子供だからといって無条件に祝福しませんでした。彼らが行った悪によって受ける神様のさばきと呪いについて告げて、悔い改めるように助けました。彼らが神様の祝福を受ける器になるように呪いの言葉も伝えました。
ユダに対する預言は、祝福のことばでいっぱいです。特にメシアが彼の子孫から来ることを預言しました(10)。ユダは弟ヨセフを殺そうとしただけでなく、エジプトの奴隷として売り飛ばした無慈悲な人でした。ヨセフが獣に引き裂かれて死んだと嘘を言い、父ヤコブの心を引き裂きました。カナンの女と結婚し、遊女のところに入るなど、神様を悲しませた罪人でした。しかし、弟ヨセフの助けによって、悔い改めて新しく生まれ変わりました。神様は、過去罪人として生きてきた彼が心から悔い改めた時、彼を大いに祝福してくださいました。罪人のかしらのようなユダを祝福してくださった神様から、何を学ぶことができるでしょうか。それは、打たれ、砕かれた心を、神様は蔑まれないという福音です(詩篇51:17)。
祈り:恵み深い主よ、罪人が心から悔い改めるとき、あなたはその罪をおおってくださり、祝福して下さることを学びます。私も主の前で、日々悔い改めて、心砕かれた者であるように、お助けください。
一言:悔い改めは神の祝福につながる
2025年 09月 08日 (月)
神の摂理を信じるヨセフ
ヤコブは息子たちを祝福した後、もう一度、自分をカナンの地に葬って欲しいと遺言を残して、死にました。それで、ヨセフは父の遺言を守り、ヤコブをカナンの地に担いで行き、マクペラの畑地の洞穴に葬りました。後になって、ヨセフは約束の地に対する父の信仰を見習って、自分が死んだ時も、父のように遺言を残しました。「神は必ずあなたがたを顧みてくださいます。そのとき、あなたがたは私の遺骸をここから携え上ってください。(25)」ヨセフは、自分が死んでも、神様はその約束の通りに、イスラエルの民をカナンの地に導き、その地をくださると信じました。この約束が、彼のエジプトでの生活の力となり、望みでした。私たちに与えられた神様の御国に対する約束は、この地で生きて行く私たちの望みでもあります。
ヤコブが死んだ後、兄たちは、自分たちがヨセフを売ったことに対する恐れに、再び捕らわれるようになりました。そこで、彼らはヨセフに言い送りました。父ヤコブは、兄弟たちの罪と咎を赦してやるように、という遺言を残していると伝えました。ヨセフは、このような兄たちを見て、心が痛み、泣いて言いました。「あなたがたは私に悪を計りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとしてくださいました。それは今日のように、多くの人々が生かされるためだったのです。ですから、もう恐れることはありません。」(50:20-21a)。ヨセフは、神様の摂理(神の完全なご支配と導きのこと)を信じる信仰の光の中で自分の人生を見たので、兄たちの罪を心から赦し、その赦しが変わることはありませんでした。私たちが、悪を善に変えてくださる神様の摂理を信じさえすれば、私たちに悪を行なった人を完全に赦すことができます。
祈り:全てを統べ治めておられる主よ、私が、主の約束を信じ、この険しい世の中でも、望みのうちに生きるように、助けてください。どんな状況にあっても、神様のご支配と導きを信じる者にならせてください。
一言:神の摂理を信じる信仰
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