聖書別日ごとの糧   >>   エゼキエル書[2024]

2024年 08月 07日 (水)

エゼキエル書7:1-27(3,4)
終わりが臨む

神様は長い間イスラエルの罪を耐え忍び、悔い改める機会を与えられました。しかし彼らは全く耳を傾けずに、続けて罪を犯しました。これ以上さばきを保留にすれば、神様の正義が損なわれるだけではなく、彼らは永遠に神様を忘れてしまうようになります。それでイスラエルにその終わりが臨みます。その日、主はあわれみをかけず、惜しむこともなく、罪を犯した者たちの行ないを問われます。その行いの通りに報われます。イスラエルは神様が彼らを打つ主であることを知るようになります。

 主のさばきが来ると、人々が頼っていたものはすべて彼らを救うのに役立たなくなります。彼らの富、権力、飾り物には何の価値もなくなります。疫病、飢餓、そして剣が容赦なく彼らを追いかけます。神殿さえも汚され、主の言葉は沈黙してしまうでしょう。預言者に幻を求めても、指導者であるはずの祭司も長老も、王も君主も全く頼りにならなくなります。地上の宝や地位は、私たちを救うことはできません。主のうちにのみいのちがあります。主を知ることのない限り、私たちは死の中で生きるしかありません。



祈り:主よ、あなただけがいのちを与えてくださいます。私は他の多くのものに頼って生きてきました。あなたに頼るよう助けて下さい。

一言:神が主であることを知ろう


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