聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 06月 17日 (木)

創世記6:1-22
主の心にかなったノア

Ⅰ.ノア時代の人々(1-7,11,12)
 人が地上に増え始めると、罪の勢力も毒キノコのように広がって行きました。罪の毒素は神様の子どもであるセツの子孫にまで広がっていきました。彼らは人間的な人々が産んだ娘たちのうわべにだけ誘惑され、肉体的な結婚をしました。心に神様を置くことを嫌い、肉体の欲望に従って行ないました。神様がご覧になる時、彼らは獣に過ぎませんでした(3)。また当時ネフィリム人が肉体の力を誇っていました。全地は神様に堕落し、地は暴虐で満ちていました(11,12)。神様はその時代をご覧になり、人を造られたことを嘆かれました。そして洪水でこの世を滅ぼそうとされました。
Ⅱ.主の心にかなったノア(8-10,13-22)
 しかしノアはその時代の人々と違いました。彼は正しい人であって、その時代にあっても全き人でした。彼はこの世と調子を合わせず、神様とともに歩みました。また罪深い地で積極的に義を伝えました(Ⅱペテ2:5)。神様はこのような彼に恵みを施され、洪水のさばきから救おうとされました。神様は彼に「あなたは自分のために、ゴフェルの木の箱舟を造りなさい。」と命じられ、契約を結ばれました。神様は世と妥協をせずに信仰によって生きる者を尊く思われ、必ず救ってくださいます。時には神様とともに歩く生活があまりも辛く感じることもあります。しかしこれは正に私の救いの箱舟を備える祝福の人生なのです。

祈り:主よ!罪深い世の中で主とともに歩もうとすると苦難が多いです。しかしこの道が救いといのちに至る道であることを信じます。

一言:私のために救いを作ろう


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