□5月5日(主日)
わたしは神の子である
ヨハネの福音書10:22-42(36)
日毎の糧
宮きよめの祭りの時、イエス様は宮の中でソロモンの回廊を歩いておられました。ユダヤ人たちはイエス様を取り囲んで、キリストかどうかはっきりするように言いました。彼らは、イエス様のこれまでの話やわざを見ても、まだイエス様を受け入れず、もっと証明してほしいと考えました。イエス様は、ご自分がキリストであることをどんなに話しても、彼らが信じないのだとはっきりと答えられました。そして、再び羊と牧者の話をされました。信じるというのは、羊が牧者の声を聞き分け、牧者のことを知り、ついて行くのと同じです。
牧者のことを良く知っているので、羊は牧者について行きます。そして、羊の健康、成長、毎日の生活に対して、牧者が責任を持ってくれます。羊は、自分がどうやって生きてゆくべきかを心配する必要はありません。同じように、私たちもイエス様について行くなら、イエス様が責任もって私たちを導いてくださいます。そして、絶対に誰にも奪われることのない神様の中での永遠のいのちを与えてくださいます。それは、私たちが何か認められるような事をしたからではなく、ただイエス様の羊であるからだけです。そして、狼がイエス様の羊の命を奪い去ろうとしても、すべてにまさって偉大な神様の御手によって羊たちは守られます。父なる神様とイエス様は一つなので、神様がイエス様にお与えになった羊を必ず守ってくださいます。
ユダヤ人たちは、イエス様が自分を神にしようとしていると責め、石打ちにしようとしました。結局、イエス様がキリストかどうかを本当に知りたくて質問をしたのではなかったのです。ただ、目障りだと思ってやっつけるための口実を見つけようとしていただけでした。イエス様が行ったわざを見て信じさえすれば、イエス様が神の御子キリストであることを信じることができます。そして、イエス様の羊となれます。
祈り:主よ、あなたが私を守り、導いて下さることを感謝します。私があなたを日々覚え、あなたの声を聞いて信仰生活を送ることができるように祈ります。
一言:イエス様を神の子だと信じます
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。