□5月6日(月)
この世の光
ヨハネの福音書11:1-16(9)
日毎の糧
マリアは献身的にイエス様に仕えた人でした。イエス様もマリアとその家族を愛していました。しかし、マリアの兄ラザロが病気になったという知らせを聞いても、「この病気は死で終わるものではなく、神の栄光のためのものです。」と言われ、なお二日その時いた場所にとどまられました。イエス様が到着される前にラザロは死にました(14)。しかしイエス様はこの出来事を通して、神様の栄光を現わし、人々の信仰を育もうとされました。クリスチャンはどんな場合にもイエス様の愛を疑ったり、絶望したりしてはいけません。
三日目にイエス様は弟子達に、もう一度ユダヤに行こう、と言われました。しかし弟子達はユダヤ人達を恐れて、できることなら行きたくないと思いました。その時、イエス様は彼らに対して、「昼間は十二時間あるではありませんか。誰でも昼間歩けば、つまずくことはありません。」と言われました。イエス様はこの世の光です(9)。誰でもイエス様を信じる者にはいのちの光が照らされます(8:12)。この光の中に歩む者は決してつまずきません。信仰によって生きる者は人生がいつも明るく希望で満ちています。また、いのちの光であられるイエス様にとって、死はしばしの眠りであり、長い休息に過ぎません。イエス様は、ラザロの出来事を通して、弟子達に復活の御業を証しすることを大きく喜ばれました(15)。
祈り:主の働きは時にかなって美しく、どのような時にも私たちをいのちの光で照らしてくださっていることを信じます。時に理解できないことが起こりますが、主の光の中にとどまり、主の救いを待ち望むように助けてください。
一言:世の光、イエス様
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。