聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 06月 18日 (金)

創世記7:1-24
神様の洪水のさばき

Ⅰ.命じられたとおりにしたノア(1-5)
 神様がお命じになった箱舟は世のあらゆる獣を収容しなければならないものだったので、航空母艦のように大きな船でした。しかしノアはあまりにも大きすぎると不平をもらしませんでした。またゴフェルの木で造れと仰せられましたが、材料が足りないからと言って自分勝手に作ったりもしませんでした。彼は神様を恐れ敬い、神様の御言葉通りに聞き従いました。このような彼は神様の前に正しい者でした(1)。神様は今日も自分の考えを捨て、絶対的な姿勢で御言葉に聞き従う者を救い、彼を通して救いの御業を成しておられるのです。
Ⅱ.ノアをお救いになった神様(6-24)
 ノアとその家族がみな箱舟に入ると、ついに洪水のさばきが始まりました。40日間昼夜を問わず雨が降り続きました。地下水が破れ、天の水門が開かれました。箱舟が水面を漂い、天の下にあるどの高い山々も、すべておおわれました。地上に動き回る全ての生き物が死に、地から消し去られました。ところがただノアと、彼といっしょに箱舟にいたものたちだけが残されました(23)。神様は必ず罪をさばかれる公儀の方です。そのさばきは恐ろしく徹底しています。それでも人々はすぐにはさばきがないからと言って、聖書が話すさばきの警告を無視します。そうしてノア時代の人々は洪水が起こり、彼らがみな滅ぼされるまで悟ることができませんでした。イエス様が再び来られる日も、これと同様なのです(マタ24:39)。

祈り:世を公儀でさばかれる主よ!再び来られる主を恐れ敬う心で準備する生活ができるように助けてください。

一言:さばきに備える生活


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