聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 06月 22日 (火)

創世記11:1-9
ことばをそこで混乱された神様

Ⅰ.バベルの塔を築いた人間(1-4)
 当時、全地は一つのことば、一つの話しことばでした。それで人類の文化は急速に発達して行きました。しかしこれによって人々は傲慢になって言いました。「さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから。」(4)彼らは、神様の名前を出すより、自分の名前を出そうとし、自分たちが神様より高くなろうとしたのです。
Ⅱ.ことばを混乱させた神様(5-9)
 神様は、ご自分に敵対する人間の傲慢をそのままにして置かれませんでした。人間の言葉を混乱させることで、彼らが一つとなり、神様に敵対することを止められました。歴史的に人々は絶えず「バベルの塔」を建てて、神様に敵対しました。今日でも哲学と教育という名のもとで、ヒューマン・コンピューター、クローン人間、脳科学などの科学という名のもとで、神様に挑戦しています。文化と科学が悪いのではありません。それを作り出し使用する人間に神様がないために、傲慢になり神様に敵対し、悪の道具として使い、自ら破滅させるのが問題なのです。歴史上、神様はバベルの塔を築く文明を見過ごさずに、戦争、地震、火山、疾病など多くの災難で壊されます。人々は決して創造主神様に敵対することができないのです。神様だけが本当に歴史の主観者なのです。

祈り:主よ!人間が続けて傲慢を振舞う破滅を招いただけです。心を低くし、神様の栄光のために、生きるように助けてください。

一言:高ぶりは破滅に先立つ(箴16:18)


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