聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 06月 26日 (土)

創世記15:1-21
星を見せてくださった神様

Ⅰ.星を数えることができるなら、それを数えなさい(1-6)
 アブラムはロトを助けたため、多くの人々を敵に回すようになりました。その時は信仰によって挑戦しましたが、今は恐れと被害意識にさいなまれるようになりました。神様は、このようなアブラムに訪ねてこられ、盾であり、非常に大きな報いとなられる神様を見上げるように助けてくださいました。しかし、アブラムは後継ぎをくれないと不平をもらし、神様を信じようとはしませんでした。自分のしもべを後継ぎにしようとしました。神様はこのようなアブラムを外に連れ出され、空の星を見せてくださいました。アブラムが多く輝く夜空の星を見上げると、狭くなった心が限りなく広がりました。その時、神様はアブラムに言われました。「あなたの子孫はこのようになる。」神様は、疑いと悲しみの中にいるアブラムに星のように多くの子孫をくださると約束されました。アブラムは望み得ない時に、この御言葉を信じました(ロマ4:17,18)。神様は、アブラムのこの信仰を彼の義と認められ、多くの信じる者の先祖にしました。
Ⅱ.わたしはあなたの子孫に、この地を与える。(7-21)
 神様は、一人の子どももいないアブラムに、これから600年後に、彼の子孫たちがこの地を受けると言われました。また、彼の子孫が手に入れる地も具体的に教えてくださいました。神様は、アブラムがすぐに目に見え、手で触ることのできる子どもより、まだ見ない子孫を夢見る壮大なビジョンを持つことを望まれました。

祈り:主よ!信仰がなく絶望的だった私の不信を悔い改めます。私が壮大な神様のビジョンを受け入れ、信仰によって生きます。

一言:ビジョンと信仰を持って生きよう


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