聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 06月 27日 (日)

創世記16:1-16
家庭の問題を収拾してくださった神様

Ⅰ.ハガルを妻にしたアブラム(1-6)
 アブラムが神様に従ってから10年が経ちましたが、未だに子どもがいませんでした。子どもを産めないサライの苛立ちは、極度に達していました。サライは神様の時を待つことができませんでした。それで自分の女奴隷を夫に娶らせることで、子どもを得ようとしました。サライの言うことを聞き入れたアブラムはハガルを妻として得ました。その結果、ハガルは身ごもるようになり、家庭は解決することが難しい複雑な問題に陥るようになりました。問題を人間的な方法で解決しようとすれば、もっと複雑な問題に陥るだけです。
Ⅱ.家庭問題を収拾してくださった神様(7-16)
 サライとハガルの間の不和は、アブラムが解決することができないほどでした。ところが、神様が彼の家庭の問題を収拾してくださいました。まず、ハガルが女主人サライに服従するようにされ、家庭の秩序を正しくされました。また、将来ハガルから生まれてくる息子の名前をつけ、彼の将来を祝福してくださることまでも約束してくださいました。神様はハガルの苦しみを聞かれ、彼女をご覧になることで、アブラムの咎と失敗を受け入れてくださいました。この神様は私たちの咎と失敗と短所をみな受け入れてくださいます。足りなく、罪深い私達が、望みを置き、続けて信仰によって生きることができるのは、神様が私たちをこのように愛してくださるからです。

祈り:主よ!私が神様の約束を待つ信仰がなく、いつも罪を犯します。しかし私を受け入れてくださることを信じ、新しい力を得ます。

一言:ご覧になる神様


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