聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 06月 28日 (月)

創世記17:1-27
あなたは多くの国民の父となる

Ⅰ.名前を変えて下さった神様(1-8,15-22)
 アブラムはハガルからイシュマエルを得た後、13年間神様の約束も忘れ、幸せな生活をしていました。こんな彼を13年間耐え忍んで来られた神様は、ついにアブラムに訪ねて来られ、彼の不信を咎められました。そして彼が多くの国民の父となることを仰ぎ見て、彼の名前を「アブラハム」と改名してくださいました。「アブラム」とは「高尚な父」という意味ですが、「アブラハム」は「多くの国民の父」という意味です。神様はアブラムが「高尚の父」としての小市民的な生活を清算し、「多くの国民の父」として人類救いの御業に用いられる生活をするよう助けてくださいました。神様は、アブラムが一つの家庭の父親になることより、遠い未来を仰ぎ見て、全人類を抱いて仕える歴史的かつ世界的な者として育てようとされました。神様は私たちが小市民的な度量の狭い者になることを願われません。世界を抱き、天下万民に仕える牧者であり、祭司になることを願われます。
Ⅱ.割礼を受けさせた神様(9-14,23-27)
 神様は、アブラハムに割礼を受けるように要求されました。割礼は神様との契約のしるしです。神様の契約を肉に刻むことです。神様は肉に契約を刻んでくださることで、神様の大きな望みを永遠に覚えるようにしてくださいました。アブラハムはすぐに聞き従い、割礼を行いました(23)。

祈り:私が小市民的な生活に憧れていた罪を悔い改めます。私の内側の人を変えさせ、多くの国民の父として立ててください。

一言:多くの国民の父


<<(1)    前のページ(13)    14    次のページ(15)    (41)>>

聖書別日ごとの糧