聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 07月 01日 (木)

創世記19:1-38
ソドムとゴモラをさばかれた神様

Ⅰ.ロトの最後(1-22,30-38)
 ソドムとゴモラの罪は極度に達しました。淫乱と暴力がはびこる無法地帯でした。神様は彼らをさばかれずにはおられませんでした。しかし神様はアブラハムの祈りを聞かれ、ロトを滅亡の中で、救おうとされました。ところが、ロトは恐ろしいさばきが迫っていたにも関わらず、世に対する未練を捨て切れずにためらいました。婿たちは神様の御言葉を冗談だと思いました(14)。彼の妻は滅亡する都市と置いて来た財産が惜しくなり後ろを振り返って塩の柱になりました(26)。二人の娘と、やっとさばきから逃れたロトは暗い洞窟で生活しました。ソドムの町の罪にそまった娘たちは父親に酒を飲まし、不義の種を残しました。ロトの最後は、暗く、惨めで、罪の実だけが残りました。ロトがこのようになったのは、神様と世の間に二股をかけていたからです。彼は知恵のある者のように見えましたが、愚か者でした。
Ⅱ.ソドムとゴモラを滅ぼされた神様(23-28)
 神様は、硫黄の火を雨のように降らせ、ソドムとゴモラをさばかれました。御言葉通りに生きず、肉体と情欲に従って生きる者たち、神様の御言葉を冗談のように考える者たちは、恐ろしいさばきから逃れることはできません(Ⅱペテ3:1-13)。一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっています(ヘブ9:27)。

祈り:主よ!私が肉の情欲と世の欲望に従って生きて来た罪を涙を流して悔い改めます。私は今から神様の御言葉に従って、真理に従って生きます。

一言:ロトの妻を思い出しなさい(ルカ17:31,32)


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