聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 07月 02日 (金)

創世記20:1-18
アブラハムを預言者として立てられた神様

Ⅰ.アビメレクの夢に現れた神様(1-7)
 アブラハムが南方に引越し、ゲラルにとどまりながら、彼の妻を妹だと偽る罪を再び犯しました。エジプトでのように、今度はアビメレクに妻を奪われてしまいました。しかし神様はアビメレクの夢に現れて、罪を犯さないようにとめて、サラを保護してくださいました(6)。また、神様はアビメレクにアブラハムを預言者として受け入れ彼の祝福の祈りを受けるように命じられました(7)。アブラハムは繰り返して罪を犯しましたが、神様はその咎と短所を担ってくださり、異邦人の心の中に、神様のしもべに対する恐れを植えてくださいました。
Ⅱ.アブラハムを預言者として立てられた神様(8-17)
 アビメレクは、翌朝早く起きて、アブラハムを呼び、一部始終を聞きました。アブラハムはあれこれ弁明しましたが、前後がよく合いませんでした。アブラハムの根本問題は目に見えない神様を信じることができなかった不信であり、これによって恐れたことです。しかしアブラハムは、この事件を通して、神様が自分を預言者として立ててくださったことを悟りました。彼はアビメレクのために祈り、彼の妻とはしためたちをいやしました(17)。神様はアブラハムの失敗にも関わらず、彼を最後まで保護し、異邦の預言者として立てられました。

祈り:主よ!私が人を恐れ、神様の栄光を覆った罪を悔い改めます。私が外国の預言者として大胆に主の福音を証します。

一言:祈る預言者


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