聖書別日ごとの糧 >> 創世記[2004]
2004年 07月 16日 (金)
創世記27:1-46
ヤコブを祝福したイサク
ヤコブを祝福したイサク
Ⅰ.エサウを祝福しようとしたイサク(1-5)
イサクは年をとり、視力が衰えました。イサクは、エサウを呼んで、彼に神様の祝福を移そうとしました。イサクは、エサウが長男なので当然彼が神様の祝福を受け継がなければならないと思いました。まして、イサクはエサウの方を愛し、彼が狩猟して来た肉を喜びました。しかしエサウは神様の祝福を受けるだけの内面性がない人でした。エサウに神様の祝福を受け継がせようとするのを見ると、イサクは霊的な分別力を喪失していました。しかし人間は失敗しても、神様はその御旨に従って働かれ、立てようとされる者を立てられます。
Ⅱ.ヤコブを祝福したイサク(6-46)
リベカは、イサクが受けた神様の祝福がエサウに移るのは良くないこと、を知っていました。ところが、イサクがエサウを祝福しようとすることで、非常手段を使わなければならなくなりました。リベカは祝福がヤコブに継承されるように偽りました。狩猟した肉の代わりに子やぎをほふり、つるつるしたヤコブの手と首をやぎの毛でおおい、エサウのように変装させました。イサクはリベカとヤコブの策略にはまり、ヤコブを祝福しましたが、結局神様の祝福を正しく継承させることができました。このようにしてイサクは父アブラハムから受けた祝福を担い、息子ヤコブに継承することができました。神様の御業は継承の御業です。
祈り:主よ!私が受けた祝福をよく担うだけではなく、これを子孫たちによく引き継がせることができるように祈ります。
一言:祝福の継承
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