聖書別日ごとの糧 >> 創世記[2004]
2004年 07月 17日 (土)
創世記28:1-22
ヤコブに幻を見せられた神様
ヤコブに幻を見せられた神様
Ⅰ.ヤコブにビジョンをくださった神様(1-15)
ヤコブは父イサクから祝福を受けましたが、エサウの怒りから逃れるため家を離れなければならない身となりました。ヤコブは、父イサクからパダン・アラムに行って結婚するようにという言葉を聞き、住み慣れた家を去りました。夜になるとある場所に石をとって枕とし、横になって眠りました。ヤコブは、愛する両親から離れた悲しみと寂しさ、兄のエサウが追って来るのではないのかという恐れ、そして将来に対する不安で満ちていたでしょう。ところが、神様が夢でヤコブに現われ、はしごの幻を見せてくださいました(12)。神様はこの幻を通して、神様の世界、霊的な世界があることを教えてくださいました。また、アブラハムとイサクにくださった祝福の御言葉をくださいました。そして彼がどこに行っても、彼を守り共におられると約束してくださいました。アブラハムとイサクを通して働かれた神様が、今はヤコブを育て、信仰の先祖として立てようとされました。
Ⅱ.誓願を立てたヤコブ(16-22)
眠りから覚めたヤコブは神様がおられることを知り恐れました。そこで自分が枕に使っていた石を祭壇として立て、そこをベテルと呼びました。彼の誓願は自分勝手でした。しかし彼はその誓願を通して神様を体験しようとし、神様を自分の神様として受け入れようとしました。また、その誓願は神様が彼を導いてくださる機会となりました。
祈り:主よ!私に神様を知らせてくださり感謝します。私が誓願を立てることで、神様の導きを受ける者になりますように祈ります。
一言:ベテルの神様
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