聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 07月 18日 (日)

創世記29:1-30:24
ヤコブの12人の子どもを立てられた神様

Ⅰ.ラケルのために14年奉仕したヤコブ(29:1-30)
 ヤコブはカランに到着し、叔父のラバンに家にとどまるようになりました。ヤコブが働くのを見たラバンはヤコブを雇おうとしました。その時、ヤコブは7年を報酬なしで働くのでラケルを妻としてくださいと要求しました。ヤコブはラケルを愛していたので7年が数日のように思えました。しかし7年になると、ラバンはヤコブをだまし、ラケルの代わりにその姉のレアを与えました。ヤコブはレアを得た後、またラケルまで得るようになりました。彼はその代価としてもう7年を奉仕するようになりました。彼は本当に誠実と執念の男でした。
Ⅱ.ヤコブに12人の子どもをくださった神様(29:31-3024)
 神様は夫の愛を受けることができないレアに愛の代わりに四人の息子(ルベン・シメオン・レビ・ユダ)をくださいました。レアは姉を嫉妬し、彼女の女奴隷ビルハをヤコブに与え、二人の息子(ダン・ナフタリ)を生ませました。レアも女奴隷ジルパをヤコブに与え、二人の息子(ガド・アシェル)を生ませました。その後レアが二人の息子(イッサカル、ゼブルン)と娘のディナを産みました。ラケルもついにはヨセフを産みました。ところがこのように二人の妻がヤコブの愛を得るために、お互いに嫉妬する中でヤコブの12人の子どもが生まれ、彼らは後にイスラエル12部族の先祖になります。また、将来信仰の先祖にならなければならないやコブも妻たちの嫉妬を担いながら、鍛錬された人格を持つようになりました。神様は、人々の生活の中でその御業を行なわれます。

祈り:主よ!神様が私の人生の中で私を訓練されることを悟ります。私が恐れ敬う心を持って、生きるように助けてください。

一言:私たちの人生の中で成し遂げられる神様の御業


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