聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 07月 20日 (火)

創世記31:1-55
あなたの先祖の国に帰りなさい

Ⅰ.あなたが生まれた、あなたの先祖の国に帰りなさい。(1-3)
 ヤコブがお金持ちになると、ヤコブに対するラバンの態度が変わりました。ヤコブは不安にならざるを得ませんでした。その時、神様が現われて、「あなたが生まれた、あなたの先祖の国に帰りなさい。」と仰せられました。神様は、ヤコブが望むものをみなかなえてくださいましたが、そこに安住することを望まれませんでした。約束の地、起業の地に戻り、神様が彼に置かれた御旨を成すことを望まれました。この御言葉に聞き従うことはやさしいことではありません。まずラハブが快く送らないことを覚悟しなければなりませんでした。従順には障害物が伴います。しかし神様が私たちと共におられるという約束を知る時、聞き従うことができます(3)。
Ⅱ.ヤコブを保護してくださった神様(4-55)
 ヤコブが逃げて三日目に、それを知ってヤコブを追跡しは始めました。ヤコブが自分の財産を奪って逃げたと思ったようです。その時、神様はラバンの夢に現われて、「ヤコブを害するな」と言われました(24)。ラバンは結局和解をし、ヤコブを祝福し、送りました。神様はヤコブに約束された通りに、ヤコブを守り保護してくださいました(3,28:15)。人生には思いもよらない多くの困難があります。しかし神様の御言葉に聞き従えば安全です。神様は、その御言葉に聞き従う人と共におられ、いつもその人を保護してくださいます。

祈り:主よ!現実に安住することより、主の御旨に従うことを願います。困難は予測できませんが、信仰によって御言葉に聞き従います。

一言:聞き従う者と共におられる神様


<<(1)    前のページ(27)    28    次のページ(29)    (41)>>

聖書別日ごとの糧