聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 07月 24日 (土)

創世記35:1-15
ベテルに上りなさい

Ⅰ.立ってベテルに上りなさい(1-8)
 神様はヤコブに仰せられました。「立ってベテルに上り、そこに住みなさい。そしてそこに、あなたが兄エサウからのがれていたとき、あなたに現われた神のために祭壇を築きなさい。」ベテルはヤコブが初めて神様に出会い、神様に自分の人生をささげると誓願したところです。神様はこの誓願に基づいて彼を育てて来られました。ところがヤコブは神様の恵みを忘れ、シェケムで自己中心的で、怠惰な人生を生きようとしました。このようなヤコブに神様は彼がささげた誓願を覚え、神様のために生きるように助けられたのです。初めに受けた恵みと愛を覚え、神様中心の信仰生活をするように方向を提示されたのです。ヤコブは神様の御言葉を聞き、悔い改め全ての異邦の神々を捨てました。そして自分を清めた後、ベテルに上って行きました。人にはそれぞれ自分のベテルがあるのです。人生の試練と悲惨な罪の中で、私に会ってくださった主に対する最初の愛の恵みがあるのです。その時私たちは神様に自分の人生を全てささげることを願いました。このベテルの神様をもう一度思い起こし、ベテルに帰って行かなければなりません。
Ⅱ.王たちがあなたの腰から出る。(9-15)
 ベテルに上って来た神様はヤコブの名をイスラエルであることを、改めて悟らせた後、彼を通して王たちが彼の腰から出ることを約束されました。するとヤコブはそこで石の柱をベテルと名づけました(15)。彼は今、自己中心の人生を捨て、神様の御旨に聞き従いました。

祈り:主よ!困難な時、私に会ってくださったベテルの神様を覚えます。もう一度ベテルに帰り、主の御旨に従う人生を生きるように助けてください。

一言:ベテルに上りなさい


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