聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2004]

2004年 07月 25日 (日)

創世記37:1-17
夢見る少年ヨセフ

Ⅰ.夢見る少年ヨセフ(1-11)
 ヨセフはヤコブの12人の息子の中で11番目の息子であり、ヤコブが愛していたラケルの最初の息子です。それで、ヤコブはヨセフにそでつきの長服を着せるなど、彼を他の息子たちよりももっと愛しました。ところが、ヨセフは腹違いの兄たちの悪いうわさを父親に告げました。兄たちはこのようなヨセフを憎みました。ある日、ヨセフは兄たちの束が自分の束に対しておじぎする夢を見ました。彼はこのように夢が多い少年でした。特に、彼には指導者になる夢がありました。彼が腹違いの兄たちのいじめの中でも性格が曲がらずに育つことができたのも、また後に神様の御業に尊く用いられることができたのも、彼に大きな夢があったからです。神様はご自分を恐れおののく人々に夢をくださいます。
Ⅱ.責任感が強い少年ヨセフ(12-17)
 ヨセフは父の手伝いで兄たちを探しにシェケムの地に行きました。しかし兄たちはすでにそこを離れたので会うことができませんでした。ヨセフは兄たちを探すために野をさまよいました。ついに、人々に聞いて、兄がいるドタンにまで行き、兄たちに会いました。ヨセフは神様を恐れ敬う心があるために、任されたことに対して、責任感と忠誠心がありました。

祈り:主よ!夢がなかった私にも夢をくださり感謝します。現実がいくら厳しくてもこの夢をつかんで生きるようにしてください。

一言:夢をくださる神様



2004年 07月 26日 (月)

創世記37:18-36
エジプトに売られて行ったヨセフ

Ⅰ.ヨセフを殺そうとする兄たち(18-24)
 ヨセフの兄たちはお使いに来たヨセフを見ると、彼を殺そうとしました。ルベンが引きとめたことで、殺しませんでしたが、目障りなそでつきの長服を脱がせ深い穴に投げ込みました。兄たちがこのように極端な行動をしたのは、ヨセフが言った夢の話によって怒ったからでした(20)。また、父の特別な愛を受けるのに対する妬みと彼らの悪い噂を父に話すことに対する憎しみからでした。兄弟を憎む者は誰でも殺人をする者です(Ⅰヨハ3:15)。私たちが兄弟に対する憎しみと妬みから抜け出すためには、どのようにしなければなりませんか。人々の前でより、神様の前で自分の存在意味を探さなければなりません。また、兄弟の短所より良い点を探し、学ぼうとする心を持たなければなりません。
Ⅱ.エジプトに売られて行ったヨセフ(25-36)
 食事をしていると、ユダが、ヨセフを殺さずに売ろうと提案をしました。そのようにすれば、弟を殺さなくても負担な彼を消すことができました。それだけではなく、お金も儲けることができます。結局兄たちは銀20枚で、弟を奴隷として売りました。そして父には、獣によって裂かれて死んだ、とだましました。それでヨセフは奴隷商人達に売られ、エジプトに連れて行かれました。夢があり真実な人は、人々に憎まれよく災難を受けます。しかしここには神様の御旨があり(創45:5-7)、また神様が彼を守ってくださいました(39:3)。

祈り:主よ!嫉妬の奴隷になり他人を傷つける人生を過ごした者を救ってくださり、神様の御前で生きるようにしてくださり感謝します。

一言:憎しみは殺人、愛はいのち


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