聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2012]

2012年 07月 29日 (日)

創世記6:1-22
恵みを受けたノア

Ⅰ.ノアの時代の人々(1-7,11,12)
 人が地上にふえ始めると、罪の勢力も毒きのこのように広がって行きました。罪の毒素は神様の子どもであるセツの子孫にまで、広がって行きました。彼らは人々が産んだ人の娘のうわべにだけ惑わされて、肉体的な結婚をしました。心に神様を置くことを嫌い、肉体の欲に従って、行ないました。神様がご覧になる時、彼らは肉に過ぎませんでした(3)。また、当時ネフィリム人が肉体の力を誇りました。地は、神様の前に堕落し、暴虐で満ちていました(11,12)。神様はその時代をご覧になり、人を造ったことを悔やまれました。そして洪水でこの地をさばこうとされました。
Ⅱ.恵みを受けたノア(8-10,13:22)。
 しかしノアはその時代の人々とは違っていました。彼は正しい人であって、その時代にあっても全き人でした。彼は世と調子を合わせず、神様と共に歩みました。また、罪深い世の中で、積極的に義を広めて行きました(Ⅱペテ2:5)。神様は、このような彼に恵みを施され、洪水のさばきから救おうとされました。神様は彼に「あなたは自分のために、ゴフェルの木の箱舟を造りなさい。」と命じられ、契約を結ばれました。神様は、世と妥協せずに信仰によって生きる人を尊く思われ、必ず救ってくださいます。時には、神様と歩む生活が辛いと思うこともあります。しかし、これはまさに自分の救いの箱舟を造る祝福の生活です。

祈り:主よ!罪深い世の中で、主と同行しようとすると、多くの苦しみがあります。しかしこの道が救いといのちに至る道であることを信じます。

一言:私のために箱舟を造ろう


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