聖書別日ごとの糧 >> 出エジプト記[2008]
2008年 04月 01日 (火)
出エジプト記10:1-29
いなごとやみの災い
いなごとやみの災い
今日の御言葉は、八番目と九番目の災いです。パロは窮地から逃れると最後まで悔い改めませんでした。神様はモーセに命じて、かたくななパロをとがめました。続けてイスラエルをつなぎとめるなら、いなごの災いを起こし、エジプトを滅ぼすと警告されました。パロの家臣たちはパロに、イスラエルを去らせることで国を救わなければならない、と訴えました。するとパロはモーセに「男だけ去らせ、主に仕え、再び戻って来させる」妥協案を提示しました。神様の御言葉に、条件的に部分的に従うことは、不従順と変わりありません。
神様はいなごの災いを起こされました。いなごは、雹が打たなかった畑の野菜や木の実を、食べつくしました。エジプトの全土に野菜や青物が残りませんでした。いなごの災いは「セラフィア」神を打たれたのです。エジプトには青物が残りませんでしたが、パロは変わらずにイスラエルを去らせませんでした。神様は、今度はやみの災いを起こされました。三日の間、エジプトの全土にやみを出されたことで、光を覆われました。しかしイスラエルが住む地には光がありました。やみの災いは太陽の神「ラー」と太陽の女神「セケト」を打たれたことです。太陽の子と呼ばれていたパロには致命打となりました。それでもパロは悔い改めず、結局死の災いを招きました。光が見えなくなった時まで、かたくなでした。
祈り:父なる神様!人が生気と光がなくなる時までかたくなです。愚かな私たちを憐れんでください。
一言:生気と光がある時に悔い改めよ
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