聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2008]

2008年 04月 13日 (日)

出エジプト記18:1-27
同労者を立てなさい

 しゅうとイテロは、モーセの妻と子どもたちを連れて出て来ました。モーセはイテロに、主がイスラエルのために、パロとエジプト人に行なわれた全てのことと、道でぶつかった全ての苦難を話しました。これを聞いたイテロは喜んで主を賛美し、全焼のいけにえと神へのいけにえを持って来ました。彼はミデヤン人でしたが、神様が行なわれたことを聞いて、主が全ての神に勝る方であることを悟りました。イテロは神様が成された御業に基づいて信仰を告白し、神様に献身しました。
 次の日、イテロは、モーセが全ての民の訴えをさばくために朝から晩まで苦労しているのを、見ました。イテロはモーセに民をさばくことを一人では行なえないことを悟らせました。「民全体の中から、神を恐れる、力のある人々、不正の利を憎む誠実な人々を見つけ出し、千人の長、百人の長、五十人の長、十人の長として、民の上に立てなければなりません。」モーセはしゅうとイテロの助言を受け入れ、共に働く同労者たちを立てました。彼らを通して民に効率的に仕えました。神様の御業を行なうのに、組織的で体系的な同労者が大切です。そのためには指導者が他の人の知恵ある助言を受け入れる謙遜で、広い心がなければなりません。自分一人で全てのことを成し遂げようとする心を捨てて、他の人を立てなければなりません。

祈り:主よ!私が一人で全てのことをしてしまう愚かな心を悔い改め、同労者を立てるように、助けてください。

一言:同労者を立てよう


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