聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2008]

2008年 04月 23日 (水)

出エジプト24:1-11
血で結ばれた契約

 神様はモーセに言われ、モーセは神様のすべての御言葉とそのすべての定めを民に告げました。そして神様のすべての契約を書物に書き記しました。すると民たちは、神様の仰せられたことはみな行ないます、と決断しました(7)。モーセは神様の祭壇にいけにえの血をふり注ぎました。それで民たちの罪は赦され、きよく洗われました。神様との契約が血によって結ばれるようになりました。イスラエルの民は神様と契約を結んだ聖なる民になりました。このように私たちは、イエス・キリストの血によって汚れた罪が洗い流され、神様の子どもになりました。キリストの血は信じる人に罪の赦しと救いを与える神様の契約の血です。たとえ罪ととがが大きくても、イエス・キリストの血を受け入れるなら、驚くべき罪の赦しの恵みを受け、神様の民になることができます。
 神様は契約を結ぶ前には、モーセだけが神様に近づくことができました。しかし契約を結んだ後にはイスラエルの長老七十人も上って行って、神様を近くで見ることができるようにされました(9,10)。その時、神様はイスラエルの尊い人々に手を出さず、彼らは神様を見て飲み食いしました。私たちがイエス様を受け入れるなら、神様が私たちを永遠のさばきから救ってくださり、神様と交わり、将来永遠の神様の御国に住むようになります。救われた私たちは、今契約の御言葉に絶対的な姿勢で聞き従わなければなりません。

祈り:主よ!イエス様の血で罪人を救ってくださり感謝します。今私が御言葉に従って生きます。

一言:契約の民として生きます。



2008年 04月 24日 (木)

出エジプト記24:12-18
神の山に登ったモーセ

 神様は、神の民として新しい出発をするイスラエルの中に、永遠にとどまることを願われました。そのために神様はモーセを山に召され、イスラエルの民を教える律法と戒めをみずから記した石版を与えようとされました。イスラエルは神様と契約関係に入って行きました。彼らには神様の御言葉が必要でした。神様の御言葉が彼らの生活原則となり、生活の指標にならなければなりませんでした。神様は、神様の子どもとして出発した人々が御言葉に従う生活をすることを願われ、御言葉に聞き従う時、彼らの神様になることを喜ばれました。
 イスラエルの民には、モーセのような霊的な指導者が必要でした。しかし神様に召されたモーセは民たちをアロンとフルに任せ、神の山に登って行きました。神の山に登って行った彼はそこで四十日四十夜を過ごしました(18)。彼はすべてのことをさておいて、四十日間神様の御声を聞くことに集中しました。神様はモーセ一人を訓練され、彼を通してイスラエルの民を導くことを願われました。霊的な指導者は民を教える前に、まず神様の御声を深く聞き、神様が与えられる方向へ民たちを導かなければなりません。まず第一にしなければならないことは、神様の御声を聞くことでなければなりません。一人で御言葉を黙想し、祈る時間を持たなければなりません。霊的な指導者が御言葉と祈りを通して、神様の御声を聞くことをおろそかにすれば、福音を伝えた後には倒れてしまいがちです。

祈り:主よ!私が他人を教える前に、まず主の御声を聞く者であり、霊的な指導者になるように助けてください。

一言:まず主の御声を聞く指導者


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